広瀬すず「こんな感覚初めて」監督からの絶賛をスルー『ちはやふる』初日舞台挨拶

競技かるたを題材にした大人気コミックス「ちはやふる」(末次由紀/講談社「BE・LOVE」連載)を実写映画化した『ちはやふる』(『-上の句-』3月19日公開、『-下の句-』4月29日公開)。この度、都内で初日舞台挨拶が行われ、主演の広瀬すず、共演の野村周平真剣佑小泉徳宏監督らが登壇した。

原作は、2010年「このマンガがすごい!オンナ編」第1位を獲得し、コミックス累計発行部数1200万部(2015年6月現在、既刊27巻)を超え、2011年に「ちはやふる」、2012年には「ちはやふる2」として、テレビアニメ化もされた大人気作品。“競技かるた=百人一首”に情熱を懸ける高校生たちの友情・恋愛・成長が、瑞々しくも熱い青春模様として描かれる。

袴姿で登壇した広瀬は「公開まで長かったような、早かったような気がしていて、まだ不思議な感覚です。初めて上映後に挨拶させていただくので、どんな感じなんだろうってふわふわしていますが、温かく迎えていただいてホッとしています」とコメント。そんな広瀬の印象を聞かれた小泉監督は「初めて会ったのが去年の2月くらい。声が小さくて何を言っているのかわからなかった。この子が千早役って見誤ったかなって一瞬思った」と語り、「慣れてくると喋るんですけどね。後から本人に人見知りなんだって聞いてその通りだなって思った」と出会いを明かす。

さらに、「普段はすごく大人しい子なんですけど、突然“パーン”と弾けたような芝居をする。本当に、“本物の女優”なんだなって。それに、当時16歳の少女が、メジャー映画の主演を張るっていうのは尋常じゃないプレッシャーだったはずなのに、それを自分のものにしていました。主演映画を通して、彼女の人間としても重要な時期の一年間をフィルムに収めることができて、特別な思いでいっぱいです」と大絶賛。これを受けて、コメントを求められた広瀬は「……ねぇ」と、と周りに助けを求める。すると、小泉監督が「この人褒めると無視するんです(笑)」とフォローし、会場には笑いが巻き起こった。

その後、本作が高校生の熱い友情も描かれているということで、「仲間から受けた影響」をテーマにトークを展開。広瀬が「私の中で、お芝居で笑顔っていうのが難しいと思っている部分なんです。でも、そこがほんとにリアルにできたし、感じられた瞬間がたくさんあった。こんな感覚初めてだなっていうことがあった」と語る。続いて、「平均年齢がすごく若いと思うんです。だからやっぱり、若さってすごいなって。(17歳の)私が言うのもなんか……(笑)千早ちゃんの役を演じるので、私が一番はしゃいでやろうと思っていたのに、最年長の矢本(悠馬)くんとか周平くんがすごかった」と撮影時の様子を明かすと、野村が「まあ、人生経験の差だね」と冗談めかし、笑いを誘う場面も。そして、広瀬が「これから『ちはやふる』が一人でも多くの方に観ていただけるよう、ぜひみなさんの力を貸してください」と締めくくった。