美大卒の人気漫画家・五十嵐大介が『浦沢直樹の漫勉』に登場

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浦沢直樹の漫勉』(Eテレ、毎週木曜23時)は、普段は立ち入ることができない漫画家たちの仕事場に密着。最新の機材を用いて、「マンガ誕生」の瞬間をドキュメント。そして、日本を代表する漫画家・浦沢直樹が、それぞれの創作の秘密に、同じ漫画家の視点から切り込む番組だ。セカンドシーズンの第3回、3月17日の放送は五十嵐大介が登場する。

世界中に熱狂的なファンを持つ、日本の“マンガ“。漫画家が、白い紙にドラマを描き出す手法は、これまで門外不出のものだった。さらに漫画には、決められた手法はなく、漫画家それぞれがまったく違うやり方を、独自に生み出していると言う。同番組のナビゲーター浦沢は、30年以上、日本のマンガ界を見続け、その世界に類を見ない卓越した技術や仕事のセオリーを、映像として保存し、さらに世界に発信すべきものだと感じている。

今回出演するのは、高い画力と繊細な描写で、カリスマ的な人気の「五十嵐大介」。美大を卒業後、漫画の世界に飛び込み、代表作「魔女」と「海獣の子供」で、文化庁メディア芸術祭漫画部門優秀賞を、2度も受賞。芸術性高い漫画が、注目を集め続けている。番組は、半獣半人を描く新境地のSFアクション「ディザインズ」の現場に密着。ほぼ一人で高いクオリティーの絵を描き、アートとエンターテインメントの融合を目指して格闘する姿に迫る。