『あさが来た』波瑠から『とと姉ちゃん』高畑充希へ朝ドラバトンタッチセレモニー

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現在放送中のNHK連続テレビ小説『あさが来た』(NHK総合)だが、いよいよ4月2日(土)に最終回を迎え、4月4日(月)から『とと姉ちゃん』がスタートする。15日に、渋谷の同局で、白岡あさ役の波瑠から小橋常子役の高畑充希へ、恒例のバトンタッチセレモニーが行われた。

花束贈呈で、高畑は「今撮影をしていますが、分量がすごくて大変ですが、ものすごく楽しいです。私は自分の家がある東京で撮影をしていて、安心できる家に帰れるタイミングもたくさんありますが、波瑠ちゃんは普段なじみのない大阪で、あんなに長い間撮影をして、方言もある中、それをやりきったと思うと、本当にかっこいいと思います。お疲れ様でした。『とと姉ちゃん』が家族の話で、私と母と妹2人と亡くなったお父さんと家族のシーンがすごく多くて、みんな疲れてくると、沈んでいくっていうよりは上がっていくタイプの家族です。一緒に疲れたときに盛り上げてくれる家族がいるのが、今一番支えになっています」と波瑠に報告をした。

一方の波瑠は、「撮影の真っ最中ということで本当に大変だと思います。大変ですけれど、走りきった時に本当に見える景色に、きっと感動する10か月になると思うので、高畑さんにとって、幸せな時間になることを祈っています。頑張って下さい。高畑さんは『ごちそうさん』で朝ドラを経験されていますし、今回ヒロインということで、ぜんぜん私からアドバイスすることなんて無いんじゃないかと思っていますが、しいて言うなら、ヒロインはど真ん中で頑張るしかないので、まわりのスタッフの皆さんに、本当に高畑さんを信じて、めちゃめちゃ支えてあげてほしいです。何も気にせず打ち込める環境を作ってあげて、それで集中できると全然何の問題もないと思うので、頑張るのみです」とエールを送った。

プレゼント交換では、波瑠から高畑へ「まねき猫」が贈られた。かわいらしい猫を前に、高畑は「びっくりぽんや!(笑)すごい言いたかったんです。かわいいですね。福が「とと姉ちゃん」の現場にもたくさん訪れる気がします。ありがとうございます」と、感謝の言葉を述べた。

お返しに、高畑から波瑠へは、浜松の“法被”と“うな重”が贈られた。波瑠は、「こんなに立派なプレゼントを2つもいただき、本当にありがとうございます。うなぎを食べて元気を出したいと思います。ありがとうございます」と笑みを浮かべた。