スケルトン階段に技あり! 渡辺篤史も嫉妬した“3階5層の家”

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俳優・渡辺篤史が、建築作品として評価できる住宅を紹介する『渡辺篤史の建もの探訪』(テレビ朝日系列、毎週土曜 5:00~)。3月12日の放送では、東京都武蔵野市の小宮邸を紹介。

東西2つの借景を取り込むため、2階にボリュームを持たせた小宮邸。渡辺は、広々と設計された十間の玄関ホールから、収納だけでなく随所に考えぬかれた“こだわり”を次々と発見。「なるほど、なるほど~」と感心が高まる中、本物の煉瓦を白いペンキで塗って作られた壁を見つけると「木じゃないんだ。雰囲気だすもんだよね~」と、そのセンスを称賛。

さらに、この小宮邸は、商業地域と住居地域にまたがった敷地になっているが、その条件を上手く生かした設計で、中心はスケルトン階段が3階5層の空間を絶妙に繋いでいる。渡辺は、その階段を2Fのリビングから上下と覗き込み「造形として面白いですね。迫力があります! まるで博物館に行った時の感じがします」と絶賛だった。さらに、人間工学的に壁を斜めに設計したというリビングでは「これによって広がりを感じます。気持ちがいいですね~」と、そのアイデアに感心しきりだった。

建築費3000万円、坪単価82万円の小宮邸。その隅々まで“探訪”した渡辺は、最後に一言「大成功だと思います!」と高く評価していた。

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