足立梨花が「ある秘密」を持ったドラマの“二度見”を推奨

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足立梨花が、3月8日(火)に放送するドラマ『大阪環状線 ひと駅ごとの愛物語』(関西テレビ、毎週25:55)の第9話「野田駅 最後のデート」にヒロインとして出演。このほど取材に応じ、撮影の様子やドラマの見どころなどを語った。

本作は、大阪環状線の天王寺、玉造、大正、大阪、新今宮、福島、大阪城公園、西九条、野田、京橋の10駅を舞台にしたオムニバスドラマシリーズで、恋や友情、ボーイズラブなど、さまざまな愛のストーリーが描かれる。足立が出演する「最後のデート」は、メイ(足立)が、カナダ留学に旅立つ幼なじみの悠一(葉山奨之)と思い出の地をデート。野田周辺で、同じ日に地蔵など決められた場所を順番に7つ回って願い事をすると、その願いが叶うという古くから伝わる言い伝え「ななとこ参り」を行うという物語。

足立は、ストーリーの鍵となる「ななとこ参り」について尋ねられると、「撮影中に出会った地元の子どもたちが“こないだ行ったよ”とか“毎年やってるよ”と教えてくれました。この地域では有名なんですね。7つのお地蔵さんにお参りしたら願い事が叶うなんて、ロマンチックだなと思いました」とコメント。そして、2日間の撮影の中で、1日目は猛暑に襲われ、2日目は大雨という悪条件が重なったといい、「撮影中はメイちゃんの気持ちでお参りしましたが、自分としては“撮影が無事に2日で終わりますように!”とお願いしました。だから2日間で無事に終われたのだと思います」と笑顔を見せ、効果の強さを実感したようだ。

また、演じたメイについては「元気で、悠一くんのことが大好きで、そういうところがすごくかわいらしい。自分のことより人のために一所懸命になれる素敵な女の子」と印象を語り、悠一役を演じた葉山との初共演については、「実はメイちゃんと悠一くんは微妙な距離感があるんです。でも、撮影のカットがかかると仲良しだから(笑) そういうところがドラマにも反映されているといいな」と現場の様子を明かした。さらに「メイちゃんはある秘密を持っているんですが、その秘密はドラマを観て確かめてもらいたいです」と話し、「1回目は悠一くんの気持ちになって観て、“あ、そういうことか!”とわかった後に2回目を観ていただければ、“だからこういうふうになっていたんだな”と感じてもらえると思います」と“二度見”視聴をアピールした。

そして、「皆さんも、大切な人には伝えられるときに思いを伝えてほしいと思います。ずっと一緒にいられるのが当たり前、というのは違うんだなと思います。人生いろんなことがあるから……。そのときに好きだと思ったら好きと伝えるとか、やりたいことがあったらやっておくとか。自分じゃなくて、自分が大切に思っている相手に対しては、もっと考えないといけないと本当に感じました」と、この作品を通して感じた思いを語ってくれた。