一代で巨大財閥の礎を築いた岩崎彌太郎、成功の極意は?

仕事で悩んだり、壁にぶつかったり……。そんな悩みを解決すべく、歴史上の人物の知恵と行動から探っていく番組『先人たちの底力 知恵泉(ちえいず)』(NHKEテレ毎週火曜22時)。1月19日は、「幕末の風雲児 岩崎彌太郎」と題して放送。幕末、坂本龍馬たちとともに活躍し、明治維新後、一代で巨大財閥・三菱の礎を築いた経営者、岩崎彌太郎を二週にわたり特集する。

第一回は幕末編、上士と下士には天と地ほどの身分差があった土佐藩。中でも岩崎家は借金のため郷士の身分も売り払った地下浪人という低い身分だったが、彌太郎はなぜか幕末動乱の中、頼りにされ「いないと困る」と言われる売れっ子としてスピード出世していく。

その極意の一つは「対等に戦える塾で名を挙げコネを広げる」こと。懸命に成績を上げ、それを積極的にアピールすることで藩のエリート後藤象二郎と知り合いステップアップしていく。さらに「お金の流れに強くなる」こと。彌太郎の日記を調べると膨大な数の訪問記録がある。彌太郎がモットーとしたのは「片っ端から人に会ってみること」。長崎で藩の仕事を任されるようになると外国商人に的を絞り、無駄打ち覚悟で次々訪問。知人を次第に増やし「土佐藩に貸すのではなく彌太郎に貸すのである」と言われるほどの信頼を得て、多くの資金融資先を見つけることができた。皆が嫌がる資金繰り担当で力をつけた弥太郎は、藩に欠かせない人材となっていく。

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