前川清、京都の“ロージ”で日本の良さを再確認

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前川清とえとう窓口(ダブルエンジン)が旅人として各地を巡る『前川清の笑顔まんてんタビ好キ』(KBC九州朝日放送)。1月3日(日)には、『前川清の笑顔まんてん タビ好キin京都』と題し、15時から85分の新春スペシャル編で放送。
レギュラーでは、九州各地を訪れているが、今回のスペシャルでは、冬の「京都」が舞台。とはいえ観光地ではなく、京都弁で路地(ろーじ)と言われる路地裏を巡る。

前川とえとうは、数十年迄前は西陣織の織屋の旦那やお客さんでごった返し、まっすぐに歩けなかったというロージを散策。すると、これまた数十年前は弁当の注文がひっきりなしだったという仕出し屋の奥さんに出会う。夫婦でひっそりと営むお店は、京都の惣菜「おばんざい」の出前で生業を立てており、そこでは、奥さんのマシンガントークに迎えられ、さっそく名物(?)自家製の漬物に舌鼓。

さらにロージを行くと、なにやら機会の音が!? その音に引き寄せられるかのように、工場を覗いてみると西陣織の帯を織っている真っ最中だった。そこでも大歓迎を受け、老舗の本店に伺うと、そこには1本数百万円の美しい帯が。伝統を守りながら暮らす年配のご夫婦や、料亭の上品な女将との出会いに日本の良さを再確認するタビとなった。

前川とえとうが訪れているエリアの歴史や文化、観光などの情報をコンパクトにお伝えするコーナー「タビ好キ紀行」では、今回は京都市上京区から、日本を代表する着物「京友禅」の染物工房を訪ね、その匠の技に迫った。また、「日本映画の父」と呼ばれる「牧野省三」の指示で収集した「時代劇の小道具」を一堂に集めた「時代劇の美術館」や「京菓子の老舗」なども紹介される。