松坂桃李、木村文乃、菜々緖『サイレーン』笑顔と感動のクランクアップ

関西テレビ・フジテレビ系で放送中のドラマ『サイレーン 刑事×彼女×完全悪女』(毎週火曜22:00)が7日、クランクアップを迎え、主演で刑事・里見役の松坂桃李、ヒロインで里見の恋人・猪熊役の木村文乃、美しき殺人鬼・カラ役の菜々緒の3人が揃った。

最終日の撮影が行われたのは群馬県内のとある病院。木村が猪熊としての最後の撮影を終えると、彼女の相棒であり恋人の里見を演じた松坂が抱擁で迎えた。木村は「終わっちゃいましたね~!」と、しみじみと語り始め「あれ? もう終わりなの? なんか足りないカットはない?(笑) アクションもコスプレも初めてでしたし、いろんなことをやらせていただきました。ホント、辛いことが全くなかった! それもこれも、スタッフの皆さんのおかげであり、現場を盛り上げていこうという座長の心意気であり、本当に楽しかったです」と満面の笑みで撮影を振り返った。

一方、松坂と菜々緒は、最後まで緊迫したアクションが盛り込まれたシーンを撮影。ラストカットをモニター前で見守っていた菜々緒は、オールアップの声を聞いた瞬間、「ストーリーとは裏腹に、終始現場は和やかだったよね」と周囲のスタッフたちと笑顔をかわした。「数々の悪女をやらせていただきましたが、今回は完全悪女ということで、かなり振り切ったお芝居をやらせてもらいました」と振り返り、「こうやって泣いてもたぶんウソ泣きだって言われると思うんですが……。皆さんが毎日笑顔で迎えてくれて、本当に楽しい現場でした、終わってほしくないです。感謝の気持ちがいっぱいで言葉にしきれない」と涙ながらにコメント。周囲からは“ウソ泣きじゃないよ! 本物だよ!”と温かなエールが次々に湧き起こり、菜々緒からも笑みがこぼれた。

そして、主演として走りきった松坂は、大喝采を浴びながら「いや~、皆さん、大変でしたね! でも、それ以上に楽しかったですね、本当に!」とスタッフ全員の顔を見ながら話しはじめ、「クランクインもアップもロケ先がどんどん遠くなって(笑) 雨にもよく降られましたが、それがサイレーンぽいなって。だんだんナイターシーンも多くなり、朝まで撮影しましたが、そんな中、こんなに心強いスタッフがいるのかと、僕はただただ感動していました。すごい贅沢な時間を過ごしたと思います。これが主演の特権なんですね……! 素晴らしい監督、スタッフ、共演者と濃厚に関わることができる。今回本当に良かったと心の底から思うことです。毎日の現場がワクワクでした。皆さんのおかげです。感謝の極みです」とあふれ出す感情を吐露。しかし、最後のシーンが病院着だったことが残念だったようで「なんで病院着なの? ここはスーツでしょ!(笑)」とスタッフへツッコミを入れるなど最後の最後までユーモアを見せ、現場を後にした。

最終回直前となる8日放送の第8話では、カラの知られざる過去が明らかになる。渡(光石研)に襲われ、意識不明の重体に陥った里見は、薄れる意識の中で、初めて猪熊に出会った頃のことを思い出していた。4年前、まだ巡査だった里見は、街中でひったくり犯を捕まえたことがきっかけで、当時交番勤務だった猪熊と出会い、一瞬にしてその笑顔に惹かれる。そして何度か会った後、初めて猪熊を部屋に呼ぶが、あまりに色気のない展開に業を煮やして思わず……。そんな中、逮捕した渡を取り調べた速水(北山宏光)と安藤(船越英一郎)は、渡がカラの婚約者と名乗り、カラのストーカー被害を訴えていたことから、犯行の動機が里見への復讐ではないかと考える。一方で、猪熊失踪との関連性も調べはじめるが、手がかりは見つからない。監禁された猪熊のもとには、一連の事件の後に行方をくらませていた月本(要潤)が、憔悴しきった様子で姿を現す。さらに、カラから里見襲撃の話を聞き、深い絶望を味わう猪熊。やがてカラは、高校時代にある女子生徒と仲良くなったこと、その子がきっかけで整形を始めたこと、そして、恐るべきある衝動に駆られたことなどを話しはじめる。「私の計画に変更はない」と語るカラの目的とは?

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