『マツコの知らない世界』老舗百貨店のバイヤー厳選“絶対に外さない”お歳暮12品まとめ

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日常に潜む様々な“知らない世界”に精通したゲストが登場し、マツコ・デラックスにその魅力をプレゼンする番組『マツコの知らない世界』(TBS系列、毎週火曜21:00)。8日は、日本が誇る老舗百貨店4社による夢の共演が実現。「お歳暮の世界」をテーマに、日本中の“うまいもの”を食べ尽くしたバイヤーが自慢のオススメ商品を紹介した。

スタジオには、三越のバイヤー・毎熊圭一郎さん(得意分野:鮭)をはじめ、伊勢丹・藤原直さん(得意分野:スイーツ)、大丸松坂屋・渡邉博文(得意分野:肉)、髙島屋・桑原慎太郎(得意分野:酒の肴)の4人が登場。取り扱い総数約1万個の中から、彼らが厳選した「絶対に食べてほしい」ものとは?

■一押しのお歳暮
・三越/時鮭新巻姿切り(10800円・税込)
時鮭(別名:時知らず)とは、旬の秋ではなく初夏に捕れる鮭のこと。産卵期ではないため、筋子や白子がなく、脂のノリが良い。塩分は控えめ。一匹丸々を切り身にして冷凍でお届け。一つずつ真空パックされているので使いやすい。マツコも「これはきれいな身だね。ご飯か、ビールない?」と、気に入った様子。

・髙島屋/白扇酒造 福来純本みりん 一年・三年・八年熟成(4320円・税込)
“飲める”みりんの3本セット。どれも同じみりんだが、時が経つにつれて熟成が進み、色合いも味わいも変わってくる。早速試飲したマツコは「メープルシロップみたい」(一年)、「ラム酒みたい」(三年)、「紹興酒みたい」(八年熟成)と、それぞれがどんな味か分かりやすく解説。もち米、米麹、焼酎だけで製造されている。

・大丸松坂屋/アン・ソン・ベニール せいこ蟹のテリーヌ(8640円・税込)
卵を抱いたずわいがにの雌「せいこ蟹」は、美味しいけど小さくて食べづらい。そのため、ほとんど地元で消費されていた。そのカニの身と卵に塩だけを加えて蒸し上げた一品。テリーヌ一つに、蟹2~3杯使用。見た目は地味だが、味は最高!

・伊勢丹/信州里の菓工房 フリュイショコラ 市田柿詰合せ(3456円・税込) 
日本を代表するドライフルーツ「市田柿」に、ベルギー製のチョコと信州産の栗きんとん、ガナッシュを入れている。味は「ビターチョココーティング」「ホワイトチョココーティング」の2種類。ホワイトチョコのバージョンは、ゆずペーストを入れて、フルーティな仕上がりに。※伊勢丹新宿本店限定カタログ商品

各テーマごとに、マツコがそれぞれの商品を「仕事用」「プライベート用」「自分用」に分けるミニ企画を。上記4つに関しては、時鮭が「仕事用」。テリーヌとみりんが「プライベート用」。「自分用」には市田柿を選んだ。


■忙しすぎる人へ贈るお歳暮
・髙島屋/大和屋別荘 鯛御飯(5832円・税込)
瀬戸内海の天然の鯛を使った鯛めし(1~2人前)を、炊きたてのまま急速冷凍。食べる時は、袋に切れ目を入れて電子レンジで18~20分(500W)ほど温める。骨がないから食べやすい。生姜の香りが食欲をそそる。

・大丸松坂屋/賛否両論×オステリアルッカ 二巨匠ローストチキンレッグ詰合せ(5400円・税込)
人気の名店による奇跡のコラボ。「賛否両論」は“柚子が香る幽庵焼き”、「オステリアルッカ」は“ハーブが香るローズマリーガーリック風味焼き”を用意した。同じ鶏肉を使っているため、食べ比べが楽しめる。

・三越/加賀屋 御珍らし(5400円・税込)
老舗旅館「加賀屋」を口説いた3種類の珍味は絶品。“このわたいくらの醤油漬け”“大粒さざえの糀漬け”“味付赤なまこ酢”と、どれも酒の肴にピッタリ!

・伊勢丹/帝国ホテル グラッサージュショコラ(5400円・税込)
「宇宙」がテーマである特製ケーキ。ガナッシュとスポンジには、フランス製のチョコをふんだんに使用している。スイーツ好きなら一度は食べてみたい逸品。※伊勢丹新宿本店限定カタログ商品。

マツコは「仕事用」に御珍らし、「プライベート用」にチキンとショコラ、「自分用」に鯛御飯をチョイス。


■ご高齢の方がいる家族へ贈るお歳暮
・三越/日本料理 神谷 日々のやわらか献立漬け魚詰合せ(3240円・税込)
さわら、金目鯛などの西京漬け。歯茎と舌で簡単につぶせるやわらかさが特徴だ。試食したマツコも「まるで、あんこを食べているような食感。これ、本当にご高齢向けなのね」と感心。タンパク質分解酵素に漬け込むことで、食べやすくなっている。味付けは、日本料理の名店「神谷」が担当。

・大丸松坂屋/産山村 阿蘇の草うし 牛肉100%生ハンバーグ(5400円・税込)
お年寄りの方にこそ、お肉を食べてほしいという願いが込められた商品。ビタミン、ミネラルを豊富に含んだ赤身は、とてもジューシー。マツコも「まったくパサパサ感がない」と絶賛。しっかりと“肉”を味わえるハンバーグだ。

マツコは、西京漬けを「プライベート用」、ハンバーグを「仕事用」とした。


■自分へのご褒美として贈るお歳暮
・伊勢丹/岩谷水産 紀州梅くえ鍋用 ポン酢付(16200円・税込)
エサに紀州梅エキスを混ぜて育てた養殖の“梅くえ”は、深みのある味わい。身がプリプリしている。ポン酢は、和歌山県の老舗醤油蔵「角長」の醤油を使用。マツコは「これ、飲めるわね(笑)」と。

・髙島屋/泉屋 鮎ピザ(5400円・税込)
鮎のなれ鮨、サワークリーム、生クリームをミックスさせた一枚。鮎とピザというミスマッチ感を嫌がっていたマツコだが、いざ食べてみると「あら、美味しいわね」と高評価。飛騨牛と飛騨味噌を使ったピザとのハーフ&ハーフはお得感満載!

マツコは「仕事用」に梅くえ、「自分用」には意外とお気に入りだった鮎ピザを選択した。


この回は他に、100足の革靴と共に暮らす男・飯野高広さんが「靴磨きの世界」の知られざる魅力について語った。

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