『マツコの知らない世界』で紹介 “しっとり”が美味しい「板橋チャーハン」名店まとめ

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日常に潜む様々な“知らない世界”に精通したゲストが登場し、マツコ・デラックスにその魅力をプレゼンする番組『マツコの知らない世界』(TBS系列、毎週火曜21:00)。17日は、お一人様専門の喫茶店オーナー・山本晋(40)さんが「板橋チャーハンの世界」を紹介した。

チャーハン歴35年、食べた数は2150食という山本さん。彼は、チャーハンと言えばご飯の“パラパラ感”が重視されがちな風潮に疑問を感じているとか。味の好みは一人ひとり違うことを承知の上で「あえて言わせてもらえるなら“パラパラ”よりも“しっとり”が好き」だと熱弁。しかも、本格的な中華料店ではなく、「どこにでもあるような町の中華屋さんのチャーハンがベスト」だと語る。なぜか板橋区に集中しているという、そのしっとりチャーハンを求めて独自の取材を重ねた山本さんは「板橋チャーハン専門書」を自費出版する本気ぶり。しっとりチャーハンにとりつかれた彼は、スタジオに板橋チャーハンを代表する“5人の神”を招き、マツコにお気に入りの一品を試食してもらった。


<板橋チャーハンを知り尽くした山本さんオススメの5店>
■しっとりチャーハンの神様
板橋区下赤塚駅「ふなせ」チャーハン(550円・税込)
油はラード、具材は細切れという町の中華屋さんチャーハンの条件を満たした、しっとり派の王道。お米のふっくら感が残っている。マツコは「ウマい! このコクは“パラパラ”にはないわね」とコメント。

■お年寄りに優しい薄味
板橋区志村坂上駅「中華料理 丸福」チャーハン(600円・税込)
優しい薄味がポイント。それでいて、ハムの味をしっかりと堪能できる。盛りつけの時、オタマの底にチャーシューを入れ、チャーハンの上にトッピング。最後にグリンピースを乗せて出来上がり。水分が多めのご飯に感動したマツコは「炊飯ジャーから出したみたいな口当たり」と絶賛。タマネギのシャキシャキした食感が食欲をそそる。

■ナルトが鮮やかしっとりチャーハンの原点
板橋区板橋区役所前駅「中華料理 まるよし」チャーハン(550円・税込)
元々は、ラーメンのナルトの切れ端を使用。合鴨農法で作った米「つがるロマン」は甘味が強い。炒める時に足すスープが独特の深みを増し、ご飯をほぐれやすくする。山本さんいわく「しっとりチャーハンの理想系」だとか。マツコも「“美味しいチャーハンの味”って言われたら、この味を思い出すわ。やっぱり、ナルトがいい!」と大満足。ジップロック(※無料)で持ち帰りも可能だという。

■チャーシューの破壊力
板橋区大山駅「中華料理 丸鶴」チャーハン(600円・税込)常連メニュー・レタスチャーハン(700円・税込) 
チャーシューとご飯の割合が1:1という贅沢さが特徴的。11時から15時までアイスコーヒー付き。スッキリとした味わいで中華料理に合う。常連メニューを食べたマツコは「町の中華屋さんとして、ギリギリ許せる範囲の高級感」と感想を。チャーシューから出る旨みと脂がいいアクセントに。実はこのお店、元カリスマホストで、現在は俳優としても活躍している城咲仁の実家。

■働く男のガッツリチャーハン
板橋区新板橋駅「中華料理 龍王」キムチ炒飯(650円・税込)
褒めているということを前提で「味に波があるのも町の中華屋さんのチャーハンを味わう楽しみの一つ(笑)」と語る山本さん。どうやら、訪れるたびに味が違うらしい。キムチを入れることで、しっとり感と酸味が引き立つ。マツコが「採算取れてる?」と心配になるくらいキムチの量が多い。ちなみに17時~23時限定サワーは180円と、チャーハン以外のメニューも豊富で魅力的。

<山本さんオススメ 家庭でも“しっとりチャーハン”が楽しめる冷凍食品>
■ニチレイ「新・本格炒め炒飯」(297円・税込)※参考価格
今年、30億円かけて冷凍チャーハンの機械を開発したというだけあって、バランス抜群のしっとり感がウリで、ご飯の旨みと甘味がしっかりと味わえる醤油ベース。マツコは「冷凍食品だと言われずに出されたら分からない」とびっくり。

■マルハニチロ「あおり炒めの焼豚炒飯」(285円・税込)※参考価格
オイスターソースを使用。舌に絡まるチャーシューのコクはクセになること間違いなし。

■UCCフーヅ「冷凍炒飯」(248円・税込)
町の中華屋さんの炒飯に最も近い冷凍もの。試食しようとしたマツコは「レンゲを入れた時の感覚が違う! これはヤバい美味しさ」と衝撃を受けていた。


今回は他に、「顔ハメ看板」に魅せられた浅見通彦さんが、自己流の撮影法やオススメのご当地看板を紹介した。

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