江戸幕府イケメン老中、田沼意次に学ぶ前向き政治の極意とは?

仕事で悩んだり、壁にぶつかったり……。そんな悩みを解決すべく、歴史上の人物の知恵と行動から探っていく番組『先人たちの底力 知恵泉(ちえいず)』(NHK Eテレ)。11月17日(火)は、「田沼意次の江戸大改革」と題して、新しい発想で次々と改革を実行した田沼の政治の極意に迫る。

賄賂政治を招いた悪人として語られがちな江戸幕府老中、田沼意次。しかし最近再評価が進み、停滞していた江戸経済をもり立て、明治政府の近代化政策を100年以上前に行っていた「江戸最大の経済学者」として注目されている。

もともと紀州藩の低い身分の家柄だったが吉宗の将軍就任に伴い父が随行したことで運命が激変。意次も吉宗の子で、延享2年(1745年)に将軍を継いだ家重の小姓として頭角を表し1万石の老中へと異例のスピード出世を遂げる。

大奥で話題のイケメン官僚でもあった意次は、慣習にとらわれない発想で次々と改革を実行。享保の改革で「倹約疲れ」を起こしていた社会の空気を前向きに変え成長の時代をもたらした。「思い込みを捨てて優先順位を変えろ」「全員と会え」など……社会のムードを変えた老中、田沼意次の極意を探る。