『仮面ライダーゴースト』西銘駿、初回放送は「すごく怖かった」

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平成仮面ライダーシリーズとしては17作目、“おばけ”がモチーフの『仮面ライダーゴースト』(テレビ朝日系、毎週日曜 8:00~)が、10月からスタート。その名の通り“おばけ”の仮面ライダーだが、決して怖くはなく、不思議でファンタジーあふれるヒーローの誕生に、開始まもなく「初回から主人公が死んでしまうという斬新な展開」「実におもしろい!」「ゴーストにはまった」と反響も大きく、早くも注目を集めた。

“一度死んで蘇るヒーロー”=仮面ライダーゴーストに変身する主人公・天空寺タケルを演じるのは、第27回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストで、応募総数13,520名の中からグランプリを受賞した西銘駿(にしめしゅん)。ドラマへの出演は今作が初だが、「演技経験がないのに上手い」「成長が楽しみ」「毎回成長している」とネットでも評価する声が多く、今注目の若手イケメン俳優だ。

西銘が演じるタケルは、初回から一度命をおとし、仮面ライダーゴーストに変身する力を手に入れて、現世に蘇る。タケルが再び消え去ってしまうまで99日という期限が設けられており、眼魂(アイコン)と呼ばれる“目”の形をした不思議なアイテムを15個集めなければ、完全に生き返ることはできない。戦うたびに自分がいなくなるかもしれないという不安、そして背負った大きな使命と残された時間の間で葛藤……。今回のヒーローは、仮面ライダー史上初の“切ない”想いを胸に戦うライダーになっている。

初回放送を終えてまもなく、撮影現場にお邪魔して西銘さんを直撃。『仮面ライダーゴースト』の魅力についてはもちろん、どんな気持ちで初回放送をご覧になったのか、また今後どんなヒーローになっていきたいのかなど、語っていただきました。

――『仮面ライダーゴースト』ドラマ初出演で初主演!

出演が決まったと聞いた時は、正直実感がありませんでした。『仮面ライダー』という作品は、歴史も長く、これまでいろんな方々が出演してきた人気シリーズなので、その作品に、僕が抜てきされていいのかという……。また、僕自身、小さい頃から見ていた作品でもあり、子どもに憧れられる存在に僕がなると思ったら、もちろん嬉しさもありましたが、プレッシャーや不安の方がすごく大きかったです。

――実感に変わったのはいつ?

一番実感が沸いたのは、クランクイン初日に初めてカメラの前で変身ポーズをやった時です。モニターに映っている自分を見て「あっ、変身している!」って(笑)。

――オンエア初日は、どんな気持ちでしたか?

ちょうどその日は、お休みでしたが、前日からずっとドキドキしていました。僕の演技を全国の皆さんにはじめて観て頂くんだ……と思うとすごく緊張しました。もちろん、評価といいますか、いろんな意見も出るでしょうし、すごく怖かったです。自信があったら「見て欲しい」って言えますが、初めての演技なので「どう思われるのかな」と、すごく怖かったです。それでも、一話で変身している自分を見た時は、とても感動しましたけど!

――周りの反応はいかがでしたか?

いろんな人から、メッセージが沢山届きました。また、制作発表が終わった時もメッセージをいただいたので、そういう人たちのためにも一年間頑張らないとって思いました。

――1年間、ご自身の中でも目標にしていることは?

まず、僕自身、演技未経験でこの現場に入らせていただきましたので、演技力もそうですが、撮影の段取りやカメラの立ち位置なども含めて、いろんなものをこの1年間で全部吸収して成長しなければいけない……。以前、『仮面ライダードライブ』の竹内涼真さんともお話させていただきましたが、その時、竹内さんは「1年間の中で、約40話ほど重ねていく中で成長できた」と言っていたので、僕もちゃんと日々成長して、次の作品とかそういうものに繋げていきたいなと思いました。また、応援してくれているファンの方々にもそうやって成長していく姿を見せられればいいなと思っています。

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