忌野清志郎の世界をドラマ化!渡辺大知が主演

5月3日(日)にNHKのBSプレミアムの「プレミアムドラマ」枠で、“忌野清志郎の世界”を初めてドラマ化した『忌野清志郎 トランジスタ・ラジオ』(22時~22時59分)が放送される。本作は、RCサクセションの名曲「トランジスタ・ラジオ」にのせて、清志郎さんが過ごした都立日野高校を舞台に、60年代末の若者たちの青春群像劇だ。28日に、渋谷の同局にて、試写会が行われ、主演の渡辺大知、中条あやみ、田辺誠一が出席した。

主人公の坂口雅彦 役を演じる渡辺は、「今回、忌野清志郎さんが生きた青春時代を描く初めてのドラマに出演できて光栄です。僕自身、忌野清志郎さんが大好きで、 尊敬していますし、これからも尊敬し続ける、とても大事な存在なので、そんな方の青春時代を描く作品というのが、 嬉しい気持ちと同時に不安もありました。僕が演じるのは、清志郎さんと同じ青春時代を生き、清志郎さんに魅せられたり 憧れたりする後輩の役ですが、実際に清志郎さんが通っていた日野高校で撮影できたことや、清志郎さんの曲や、清志郎さ んの絵に触れることができて、また、とにかく脚本が素晴らしくて、現場に入っていくうちに、その青春時代を 生きようともがく一人の男として演じることができました。また、その時代を生きたひとりの 「個」として輝くことができたような気がします」と語った。

続いて、雅彦の恋人で小悪魔的女子高生、永嶋美智代役の中条は「昭和の時代の物語なので、話し言葉やイントネーションが とても難しかったです。実は、忌野清志郎さんの曲はこのドラマで初めて聞いたのですが、聞いているうちにどんどん好きになって いきました。演じるうちに、私が言うのも何なのですが、本当にすごい人なんだなと思いました。台本を頂いた時は、青春ドラマに 出演できるのが楽しみ!という気持ちが大きかったのですが、見返してみると、こんなに素晴らしい方々の中で出演できるなんて恐縮 だなと改めて思い、恐くなってしまいました。忌野清志郎さんの名曲と共に描かれる初々しいカップルのストーリーが甘酸 っぱいなと思うので、本当にいろいろな年代の方に見て頂けたら嬉しいです」と笑顔を見せた。

そして、雅彦が慕う美術教師、小林先生役を演じるのは、“画伯”としてしも有名な田辺。今回の役出演について、「美術教師と聞いて、僕も普段絵を描いているので、「美術教師か、危ないなぁ~」と思いました(笑)。 清志郎さんの曲は中学の頃から聴いていて、一曲一曲に物語がありますし、 それを今回のドラマで立体化できているのではないかなと思います。物語は1969年の5月から始まりますが、僕は1969年 の4月生まれなので、自分が生まれた年に清志郎さんがちょうど入学して、こういう時代の空気があったんだなということを感慨深 く思いました。ドラマの中で描かれる様な、どこかに自分を表現したいという若者の思いや、世の中の空気というのは、 今でもどこかまだ生きている部分はあると思うので、清志郎さんとRCサクセションを聴いていた世代から、今の10代の皆さんまで、何か届くものがあると思います」とコメントを寄せた。

また、本作の音楽は、親交の深かった矢野顕子が担当、タイトルロゴのデザインは、清志郎さんの長女・百世さんが手がけるなど、縁の深い人々が結集していることもドラマの見どころの一つとなっている。

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