堀内賢雄、『牙狼<GARO>-炎の刻印-』最終話に目を潤ませる

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3月27日(金)に最終回を迎える、アニメ『牙狼<GARO>-炎の刻印-』(テレビ東京ほか、毎週金曜25:23~25:53)の最終話特別先行上映&トークショーイベントが、27日に新宿バルト9にて行われ、主人公・レオン役の浪川大輔、ヘルマン役の堀内賢雄、アルフォンソ役の野村勝人が登壇。この日、観客とともに最終話を鑑賞した堀内は、「この歳になるとすぐグッときてしまって……」と目を潤ませた。

浪川は、「完成して嬉しいのと“あぁ、終わったな”っていう寂しさがありますが、やりきった感じがしています。絆とか、受け継いでいく姿とか、今まで築きあげてきたものが一気に爆発した気がします。すごかった! 爽快感がやばいですね!」と感想を述べ、野村は「一視聴者として見て、いい戦いだなぁと感動しましたね」と語った。

さらにこの日、エマ役の朴ロ美(※「ロ」は王へんに路)からビデオレターが届き、「今日はそちらに行けない諸事情というか、用事というか、仕事があり、会場に行くことができず残念です。最終話のアフレコを終えて、一番印象に残っていることは、演じるキャラクターが描かれた色紙をいただいたことです。林祐一郎監督や、脚本の小林靖子さんのコメントも入っており、皆さんが真心込めて作った作品なんだなぁと改めて実感しました。その後、私のところに野村くんが来て“お世話になりました”と言われたので、“よく頑張ったね”って声を掛けたら、彼、なんと泣いたんですよ! この後のトークでいじっていただけたら良いと思います(笑)」とコメント。それを受けて野村は、「叱咤激励された最後にあんな優しいことを言われたので、感動してしまいました」と照れながら話すと、堀内は優しい声で「野村くん、頑張った!」と投げかけ、ステージ上でも泣かそうとしていた。

また、劇場版の制作も発表されてはいるが、全貌はベールに包まれている本作。「どんな劇場版にしたい?」と聞かれた浪川は、「ヘルマンは今違う世界にいってしまっているので、そっちにいるヘルマンの話が見たいですね」と。野村は、「ヘルマンはかつてロベルトという名前があったわけですから、その頃の話が見てみたいです」と、ヘルマンのことが気になっている様子。それを聞いた堀内は、「望むところですよ!」とやる気満々になっていた。

最後に、野村は「皆さんの声援があれば、まだまだこの作品は続くと思いますので、劇場版が公開されるまでにもっともっと広めていただいて、劇場でまた皆さんとお会いできたらいいなと思います」と語り、堀内は「長くお芝居をやっておりますが、芝居の難しさを感じた作品でした。最終話を見ていただけたらわかりますが、これほどのものができるということはスタッフの愛情あってこそだと思います。まだまだアニメ“牙狼”の世界は広がっていくと思います」と。浪川は、「2005年に特撮シリーズとして放送を開始して、10年という歴史ある作品である“牙狼”。本作は初のアニメシリーズということだったのですが、もともとの“牙狼”の良さを受け継いでいました。王道といいますか、時代を感じさせない、ずっと愛される作品なので、これからも応援よろしくお願いいたします」と、ファンにメッセージを送った。

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