駒木根葵汰&新原泰佑、俳優同士の恋に「一緒に新しい世界に手をつないで飛び込みたい」『25時、赤坂で』

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駒木根葵汰&新原泰佑、俳優同士の恋に「一緒に新しい世界に手をつないで飛び込みたい」『25時、赤坂で』
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駒木根葵汰さんと新原泰佑さんがW主演を務める木ドラ24『25時、赤坂で』(テレ東系、毎週木曜24時30分~)が4月18日から放送スタート。

新人俳優の白崎由岐(新原さん)はオーディションでチャンスを掴み、大学の先輩で人気俳優・羽山麻水(駒木根さん)が主演するBLドラマの相手役として共演することに。2人は撮影が終わるまでの間、“役作りのための恋人関係”を結ぶが、少しずつ本気の恋心を自覚していくという俳優同士の恋愛を切なく美しく描くラブストーリー。

今回はクランクイン前のおふたりに、第1話のみどころや役作り、お互いの印象などについてお話を伺いました。

撮影現場のリアルと俳優同士の恋に注目!

――原作や脚本を読んでの感想や面白いなと感じたポイントを教えてください。

駒木根:まず脚本から読ませていただいて、その後に原作も読ませていただきました。やっぱり俳優同士の恋愛というか、世界線が俳優というのがすごく新しいなと感じましたし、シンプルにきれいな恋愛だなと思いました。

新原:面白いなと思ったのは、撮影現場のリアルが描かれていること。それをドラマで演じるのが僕ら俳優、そして本物の撮影スタッフといったその世界の人たちなので、見てくださる方々は経験したことのない撮影現場の裏側といったものを、本当にその世界に入ったように体験できるのではないかと思います。また、ドラマの撮影現場で起こる恋というストーリーも面白いなと思いました。

――本作の出演が決まったときの感想やお気持ちを教えてください。

駒木根:今までBL作品にはご縁がなくここまできてしまい。今回、この作品には俳優の物語という点に僕は一番惹かれたのですが、もう一つ個人的な理由があって……。実は年明けに僕のレギュラーのラジオ番組「レコメン」に同じ事務所のパシンペロンはやぶささんがゲストに来てくださったんです。年明けということもあり、2024年の運気を占ってもらったら、「2024年駒木根くんはあまり良い年じゃない」と診断されてしまい……。良い年にするためには「新しい世界に飛び込むことが必要」と言われたことがずっと胸の中にありました。今回この作品を通して、新しいジャンルに飛び込むことは、自分の俳優人生においても、一人の人間としても幅が広がると思い挑戦してみようと思いました。

新原:僕はBL作品の『先輩、断じて恋では!』と『永遠の昨日』(共にMBS)に出演させていただきましたが、その時は恋愛をする役ではなかったので、今回、3作目にして恋愛をさせていただくことになりました。緊張感もありますし、ある種プレッシャーもありますが、新しい世界に飛び込むような気持ちではあるので、駒木根さんと一緒に新しい世界に手をつないで飛び込めればなと思っています。

――それぞれ演じられるキャラクターとの共通点はありますか?

駒木根:僕も羽山と同じでこの世界に入るきっかけになったのがスカウトでした。初めは芸能界という世界もわからないし、ドラマの撮影のお仕事をいただいても仕組みがわからない中で必死にもがいていた自分がいたのですが、それを誰かに相談できなかったり。なかなか外に出づらくなったり、普通の生活よりも生きづらいと思うことも多くなり、そういう部分は共感できました。僕自身、身近な人、友達とかにも相談できず、結構、自分の中に溜める思いがたくさんあったので、同じ職業として近しいものを感じているのではないかと思います。

新原:白崎は不器用ながらもすごく真っすぐで、芝居に対しても熱がある人。劇中、「俺にはこの仕事しかないんです……」という白崎の台詞があり、この言葉が強く印象に残りました。どの俳優さんもそうだと思いますが、僕自身、一本の作品にかける熱量というものをすごく大事にしているので、本作にかける思いの強さは白崎と共感できる部分だと思います。

――本読みをされた感想と、演じるキャラクターについて教えてください。

駒木根:第1話から第4話までは白崎の感情が移り変わりやすく、新原くんの方がきっと大変だと思うのですが、僕個人としては作品の中に劇中劇があるので、その演じ分けに戸惑っているところです。本読みをする中で、手探りながらもしっかり掴んで演じられるよう準備したいです。羽山のキャラクターについては監督といろいろと話し合い、ある程度固まってきています。僕は最初、羽山は優しくて包容力がある一方で、「この人の言葉は本音なのかな?」みたいな人物像を想像していたのですが、監督から、友だちと接するような、人間味のある親しみやすい感じでいこうと言われたので、色気やカリスマ性みたいな部分はそぎ落として演じられたらなと考えています。

新原:白崎はすごく不器用で無骨なキャラクターなのですが、それを無骨っぽく演じようとすると言葉の端々に嫌味が出てきたり、トゲトゲしくなったりするなと感じて。白崎はただ真っすぐで、爽やかというよりは、売れていない俳優という悩みもあったりする。あと、動物のように本能的に動くキャラクターだなと思っていて、反応がすごく早いタイプです。それでいてボソッと言葉を発するというか、声を大にして感情を出すタイプではないので、そういった屈折具合が全部紙一重なので、針の穴に糸を通すような、繊細さを持って演じたいなと思ってます。

“阿吽の呼吸”を感じたビジュアル撮影「2次元オタクとしてすごく胸アツな展開!」

――原作イラストを再現したビジュアル撮影の様子はいかがでしたか?

駒木根:実はその撮影が新原くんと初対面で、そのときに上半身裸の撮影もしました。少し緊張感はありましたが、原作に忠実にビジュアルを撮るということで、写真を見せてもらいながら試行錯誤の撮影でした。

新原:2人で写真を見合わせながら、指先まで忠実に、スタッフの方々にも見てもらいながら本当に時間をかけて丁寧に撮影したのですが、僕自身それがとてもうれしくて。原作もすごく好きですし、2次元オタクとしてすごく胸アツな展開! 細部までちゃんと再現したいですし、僕らだけでなくスタッフ全員の熱の入れ方もすごくて、この作品のこの役に選んでいただけて嬉しかったですし、この座組でよかったなと思う瞬間でした。

――クランクイン前ではありますが、ビジュアル撮影を経た現時点でのお互いの印象はいかがですか。

駒木根:現時点の印象だとすごく明るくて、僕はそこまで口数が多くないタイプなので、僕にないものを補ってくれるすごくフレッシュな子だなという印象を抱いています。本当に気さくで、初対面でも僕の方が年上なのに率先してしゃべりかけてくれて。そういうところは本当に助かっています。

新原:駒木根さんはすごく特別なオーラを持っている方だなと思っていて。おっしゃる通り口数は少なく、僕はすごいおしゃべりなのでそこは真逆ですが、一緒にビジュアル撮影をしてわかったのは、言葉にしなくても駒木根さんの考えていることがわかる瞬間が何度もありました。

例えば撮影中、ポーズを変えたい瞬間が、言葉にしなくてもわかったんです。だからこちらもそれを察して駒木根さんと同時に動ける。こういうことは誰でもというわけではなく、うまくいかない相手もいるので、波長が合うと感じましたし、駒木根さんは言葉にしなくても相手に伝えられる人なのかなと感じました。どうしたら相手側が感じ取れるようなオーラを出せるのか、撮影を通して仲良くさせていただく中で駒木根さんのいろいろなところを見て、知りたいなと思います。

駒木根:そこまで深く考えたことはなかったのですが……今思い返してみると、今日も濃い撮影が多い中、確かに合わないと思うこともなく、同じタイミングで動いているなというのはすごく肌で感じていて。新原くんが僕に気を遣って動いてくれていたおかげでやりやすかったんだと今思いました。“阿吽の呼吸”をすごく感じた撮影でした!

――第1話の楽しみにしているシーンや見どころを教えてください。

駒木根:第1話に関してはほぼ白崎がメインで、僕は体で表現する部分がすごく多いので、いかに羽山が人気で、多くの人から慕われている人間性かをどう表現するか、言葉を発さずにオーラで表現するのはほぼ初めてなので、僕自身すごく楽しみです。みなさんにも人気俳優のオーラを感じてもらえるように精一杯演じたいと思います。

新原:第1話では人気俳優の羽山の相手役に選ばれるストーリーになるのですが、人気俳優と新人俳優との格差や距離感が遠いところから、第1話のラストでは、ある場所で羽山が急接近してくれるシーンがあり……羽山との距離がものすごく縮まる瞬間があって、「え? どうなるの?」というところで第2話に続くので、そこが見どころですね。距離の縮まり方を楽しみに見ていただけたらなと思います。

――同作品はTVerでも配信が決定! ファンのみなさんに向けてメッセージをお願いします。

駒木根:このドラマは本当に素敵な恋愛ドラマなのでBL作品という枠を取っ払い見ていただけたら嬉しいです。まだ、芸能界の世界を描く作品も多くないので、そういった視点での楽しみ方もあると思います。一度だけでなく、TVerで二度、三度と楽しんでいただきたいです! ランキング上位になればよりたくさんの方に注目され楽しんでいただけると思うのでよろしくお願いします!(笑)。

新原:本作は原作がすごく面白いですし、キャラクターも美しいです。性別関わらず楽しめる作品なので老若男女の皆様に楽しんでいただきたいです。リアタイできる方はもちろん、リアタイが難しい方々も見られるのがTVerの良さだと思うので、みなさんに見ていただけたら嬉しいなと思っています。TVerはいつも僕も愛用しております!

取材・文:佐藤文子、撮影:松本理加
駒木根さん:ヘアメイク…吉村健/スタイリスト…千葉良(AVGVST)
新原さん: ヘアメイク:岩村尚人 (SPIELEN)/スタイリスト:秋山貴紀

<第1話「セックスの相手、俺じゃダメ?」あらすじ>
新人俳優の白崎由岐(新原泰佑)はオーディションでチャンスを掴み、大学の2年先輩で人気俳優の羽山麻水(駒木根葵汰)が主演する深夜ドラマ「昼のゆめ」の相手役として抜擢される。初めてのボーイズラブ、かつ初の大役を前に思うように芝居ができず焦りを感じていた白崎だが、役作りのために向かった“ある場所”で、偶然羽山と鉢合わせして……。

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