芦田愛菜“響”の行動に西島秀俊“俊平”も涙「素晴らしかった!」

公開:
芦田愛菜“響”の行動に西島秀俊“俊平”も涙「素晴らしかった!」

西島秀俊が主演を務める日曜劇場『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』(TBS系、毎週日曜21:00~)の第9話が、3月10日に放送。これまで夏目俊平(西島)に冷たい態度を取り続けてきた娘・響(芦田愛菜)の行動に、ネット上では大きな反響が寄せられた(以下、ネタバレが含まれます)。

仙台オーケストラフェスティバルへの参加が決まった晴見フィルハーモニーは、倉科瑠李(新木優子)の働きかけもあり、熱海の保養施設で練習のための合宿を行うことに。森大輝(宮沢氷魚)に誘われて合宿について来た響は、指揮棒を振る俊平の姿を見て、胸にある思いが去来する。

合宿の帰りに大輝の家に寄った響は、自分と俊平が音楽から離れるきっかけとなった5年前の出来事を吐露。幼い頃から音楽に囲まれ、恵まれた環境の中で育った響は、12歳で壁にぶつかり、母である志帆(石田ゆり子)の制止も聞かず、寝食を忘れてますますバイオリンに取り組むようになっていた。

そして、15歳のときに出場したコンクールが響と俊平の運命を変える。舞台上では奇跡的に心から夢中になってバイオリンを弾けた響だったが、俊平が演奏後に何気なく発したアドバイスに心が折れ、ファイナルを前にコンサート会場を飛び出し、事故に遭ってしまう。それ以来、響と俊平は音楽から距離を置いていた。

大輝と別れて自宅に戻った響は、離れて暮らしている間、俊平がウィーンから送り続けていた手紙の封を開ける。父と向き合うことに決めた響は、俊平と言葉を交わし、2人でメンデルスゾーンのバイオリン協奏曲を奏でるという、かつての約束を果たす。演奏を終えた響は「帰って来てくれてありがとう。おかえり、パパ」と、泣きながら俊平と抱き合うのだった。

俊平と響の雪解けに、ネット上では「仲直りできて良かった」「前に進めそう」「素晴らしかった!」などのコメントが寄せられ、涙を流す響の弟・海(大西利空)に対しても、「良かったなぁ海!」「海くんと一緒に泣いた」などの声が上がっていた。

次回、最終話は3月17日に15分拡大で放送。晴見フィルは仙台のオケフェスに向けて、遠征資金集めに奔走する。なお、民放公式テレビ配信サービス「TVer」では、SPインタビューなども配信中。