サッカー界から遠藤航や長友佑都が成功のための“ヒント”を伝授!ビジネスにも使える考え方とは

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サッカー界から遠藤航や長友佑都が成功のための“ヒント”を伝授!ビジネスにも使える考え方とは

1月20日に放送されたサッカー番組『FOOT×BRAIN』(テレビ東京系、毎週土曜24:25~)は、パリ五輪に向けて、“勝利を呼び込むための思考法”を特集。これまで番組に出演したオリンピアンやパラリンピアン、そして、指導者たちの言葉から、成功をつかむためのヒントを振り返った。

「勝ち続けるためのメンタリティ」について語ったのは、東京五輪にオーバーエイジ枠で出場したサッカー日本代表の遠藤航。昨年2023年にイングランドの名門・リバプールFCに移籍した遠藤は、ドイツにて2シーズン連続でデュエル王の称号に輝いたことが評価された。特別体格が大きいわけでもない遠藤が、なぜ世界と互角以上に渡り合えているのか。そこには、あるメンタリティの変化が大きく関係していた。

遠藤航
遠藤航

遠藤は「日本でやっていたときは、ちょっとディレイして、ブロックを引いて守るという判断をしていたのが、ある程度遠い距離でも行ってみるみたいな。経験することで守備範囲を広げていき、自信を少しずつつけていきました」と自己分析。続けて、「(守備範囲を広げることで)ピンチになる場面もなくはなかったんですけど、やっぱりそれも行ってみないとわからない。とりあえず行ってみて、ボール奪うという意識を持つことがすごく大事」と、果敢にボールを奪いに行く姿勢でいることの重要性を説いた。

また、パラリンピックに5大会連続で出場した元車いすテニスプレーヤーの国枝慎吾も、メンタルが勝敗を左右すると指摘。車いすテニス男子シングルスでは初となるグランドスラムを達成し、世界ランキング1位のまま現役を引退した国枝だが、かつては伸び悩んでいた時期もあったという。当時、世界ランキング10位だった国枝の躍進のヒントとなったのが、メンタルトレーナーのアン・クインから授かり、テニスラケットにも刻んだ「俺は最強だ」というフレーズだった。

国枝慎吾
国枝慎吾

国枝は「“No.1になりたい”じゃなくて、“自分がNo.1なんだ”と断言するトレーニングから始めましょうと。弱気なときって、次はダブルフォルトしちゃうかもと、テニスをやっている人なら誰でも思うんですよ。で、打つと本当にダブルフォルトしてしまうんです。弱気になったときこそ、この“俺は最強だ”を見なさいと。これを見て打つと“俺は最強だサーブ”になるわけですね」と、自分に最強だと言い聞かせることが、勝利への原動力になったと主張した。

そして、メンタルにも大きな影響を及ぼすのが「心の整え方」。インターネットやSNSなど、情報が氾濫する現代においては情報との向き合い方が鍵となる。東京五輪の男子マラソンで9年ぶりの入賞を果たした大迫傑は、かつて情報がノイズとなり、遮断を試みたこともあったと告白。しかし、ノイズを防ぐことの難しさを実感し、ノイズを拒むのではなく、受け入れることにしたという。

大迫傑
大迫傑

アプローチを変えた大迫は「ちょっと楽になるというか。耳を押さえていた手をちょっと離して、ノイズと一緒に前に進んでいこうみたいな、そういうポジティブな感じになりました」と、心境にも変化があったことを明かした。

一方で、アスリートであれば、どんなに順調にキャリアを積んでいても、大きな逆境に直面することが少なくない。W杯に4大会連続で出場した元サッカー日本代表の長友佑都も、21歳のときに出場した北京五輪では辛酸を舐めている。このときの日本代表は3戦全敗で予選リーグ敗退。「見たくもないですね。あのときのプレーは」という長友だが、苦い経験をしたからこそ、わかったこともある。それは、恐怖心を克服するということ。長友は「恐れを抱かないことが一番大事かなと僕は思います。怖さを自分で消化して、コントロールするのかというのがポイント。怖さを抱かなくなると、自然と自信がついてくるんですよね。で、自信がついてくると楽しめるようになるんですよ」と、自身の経験をもとに、選手として成長する上で大切なことを伝えた。

長友佑都
長友佑都

また、成長の糧は逆境だけでなく、優れた指導者からももたらされることも。パリ五輪でアンダー世代を指揮するなでしこジャパン監督の池田太は、力を尽くしてチームを一つにすることの意義を説明。2022年開催のU-20女子W杯で当時キャプテンだった長江伊吹は、池田について、「太さん、トランプのババ抜きが強くて。スタッフと選手全員でババ抜きをしようと提案したところ、よろこんで一緒になってやってくれた」と回顧。こうしたチームの良い空気が準優勝という大きな結果へと結びついている。

池田太
池田太

池田は「選手で集まって、代表としてチームづくりを進める上で、チームで自分が力を出せる安心感や、自分の持っているものでチームに貢献できるという居場所への安心感などを気にして、選手に声かけをすることはありました」と、チームの雰囲気づくりに注力したエピソードを披露。MCの勝村政信から「マネジメントが上手なんですね」と言われた池田は、「一生懸命やっているだけですけどね。選手に負けずに」と謙遜していた。

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