原田泰造主演『おっパン』が「昭和からアップデートできていないおっさんに見てほしい!」と話題

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原田泰造主演『おっパン』が「昭和からアップデートできていないおっさんに見てほしい!」と話題

原田泰造ネプチューン)が主演を務める土ドラ『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』(東海テレビ・フジテレビ系、毎週土曜23:40~)が、1月6日より放送スタート。ネット上で「考え方が昭和からアップデートできていないおっさんに見てほしい!」という声が上がった(以下、ネタバレが含まれます)。

「男は男らしく」という古い価値観を持ち、会社では女性社員にお茶くみを命じ、契約が取れなかった社員にパワハラまがいの発言をするなど、デリカシーの無さで部下、さらには家族にも嫌われていた沖田誠(原田)。そんな彼には引きこもりの息子・翔(城桧吏)がおり、頭を悩ませていた。

そんなある日、誠が家に帰ると、玄関先に見知らぬ靴が。珍しく翔に会いに友人が訪ねて来ているという。最初は気にしなかったものの、妻・美香(富田靖子)と娘・萌(大原梓)の会話で、その友人・五十嵐大地(中島颯太)がゲイだと知った誠は大激怒。翔の部屋に乱入し、「うちの息子に妙なことを吹き込まないでくれ!」と怒鳴る。

それに対し、大地は冷静に「おじさん、ゲイに会うのは初めてですか?」と尋ねる。誠は「当たり前だ。普通周りにいないだろ!」と返すのだが、大地は「それが、俺の周りには結構いるんですよね。それが俺の普通なんです」と人によって“普通”は違うと言う。

それでも「もううちには来ないでくれ。ゲイがうつったら困る」と自身の凝り固まった価値観を押し付ける誠。しかし、大地の「大丈夫、ゲイはうつったりしませんよ。影響されて変わるなら、俺も女の人を好きになっていますよ。世の中には、男は女の人を好きになるべきだって考えている人が多いから」という言葉に目を丸くする。

さらに、翔の「僕はお父さんみたいな人には絶対なりたくない!」という言葉にショックを受け、お手本となる大人になれていなかったことに「すまない……すまない……」と家を出てひとり何度もつぶやくのだった。

SNS上では「コメディなのにめちゃくちゃ泣けた」「考え方が昭和からアップデートできてないおっさんに見てほしい!」「誠がこれからどう変わっていくのか楽しみ」といった声が見られた。

次回、第2話は1月13日に放送。発熱した萌に代わって、誠は同人誌イベントに参加することに。

現在、民放公式テレビ配信サービス「TVer」では本編のほか予告編も配信中。