「スキップとローファー」作者・高松美咲先生の選ぶ「スゴイ!」と思う漫画は?同じ雑誌の連載作に刺激

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「スキップとローファー」作者・高松美咲先生の選ぶ「スゴイ!」と思う漫画は?同じ雑誌の連載作に刺激

1月3日に放送された『人気漫画家が選ぶ!本当にスゴい漫画はコレだ!2024』(テレビ朝日)では、プロ漫画家が本当に「スゴイ!」と思う漫画を大発表した。

同番組では、今をときめく人気漫画家に、“本当にスゴイ!”と思う漫画をプロ目線で選んでもらい、その究極の漫画をドドンと紹介。今回は6名のプロ漫画家たちを、漫画大好き芸能人が直撃取材した。

その中のひとり・高松美咲先生は、2023年にアニメ化し大ヒットした「スキップとローファー」の作者。田舎から東京の高校に進学した純朴な主人公・岩倉美津未が、思春期真っ只中でリアルな悩みを抱える同級生たちと心を通わせていく姿を描いた青春スクールライフ物語だ。原作単行本はシリーズ累計190万部を突破し、2023年5月には「第47回講談社漫画賞総合部門」を受賞。さらに、以前の番組内でMCの岩井勇気ハライチ)も「心が洗われる」と絶賛していた。

そんな高松先生が「スゴイ!」と思った漫画3選は、「金の国 水の国」「青野くんに触りたいから死にたい」「AV女優ちゃん」。中でも「青野くんに触りたいから死にたい」(「アフタヌーン」連載中/椎名うみ著)を選んだのは、“主人公・刈谷優里の純粋さが生むホラーな展開”が理由にあるという。

同作では、隣のクラスの男の子・青野龍平(青野くん)に恋した優里が彼に告白して付き合うことになった2週間後、青野くんが亡くなってしまう。自らも後を追おうとした優里の前に幽霊になった青野くんが現れ、最初はラブコメディとして展開するのだが、だんだんとホラーになっていくという物語。

優里の身に降りかかる怪奇現象が、後々の出来事に繋がっていくという話の緻密さを絶賛した高松先生。同じ雑誌で連載中の作品ということで、「こういう面白い作品が同じ雑誌にあると、“私も頑張らなきゃ”と思います」と語っていた。

番組では他にも、「アイアムアヒーロー」「アンダーニンジャ」の花沢健吾先生、「ハチワンダイバー」の柴田ヨクサル先生、「ふたりエッチ」の克・亜樹先生、「Dr.コトー診療所」の山田貴敏先生、「うえきの法則」の福地翼先生がスゴイと思う漫画を紹介している。

なお民放公式テレビ配信サービス「TVer」では、「【特別編】プロが厳選!人気漫画家が衝撃を受けた本当にすごい漫画を“もう一冊”大発表!」も配信されている。