永野芽郁、山田裕貴との2年ぶり共演に充実感「お互いに感度が高い状態で撮影できています」

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永野芽郁
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永野芽郁さんが主演する月9ドラマ『君が心をくれたから』(フジテレビ系、毎週月曜21:00~)が、1月8日より30分拡大SPでスタートします。

本作は、主人公・逢原雨(永野さん)が、かつて心を通わせた男性、朝野太陽(山田裕貴さん)のために自分の“心”を差し出す宿命を背負うことから始まるファンタジーラブストーリー。幻想的な雰囲気に満ちた街・長崎を舞台に、美しい映像で物語を紡ぎます。

このほど、1か月にわたる長崎ロケを終えたばかりの永野さんに取材。2年ぶりの共演となる山田さんとのエピソードや、長崎ロケでの思い出について聞きました。

今あるものが改めて大切だと気づける作品

――ドラマ出演が決定したときのお気持ちは?

純粋にうれしかったのですが、内容的に難しい部分もあり、演じながら苦しくなる瞬間も多いだろうと思ったので、大丈夫かなという不安もありました。でも、山田さんもいらっしゃるので心強かったですし、なんとか乗り切れたらいいなと思いました。

――雨という人物をどう捉えていますか?

すごく強い子だなと思います。雨ちゃんは自分のことを無下に扱って生きてきて、自分に自信がまったく持てずにいます。けど自分の大切な人のために“心”を捧げることは簡単なことではないし、私だったら無理だなと思うので、実はすごく強い子なんだなと感じました。

永野芽郁
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――初の月9ドラマ主演ということで、プレッシャーはありますか?

「月9だから」というプレッシャーよりも、これだけ素敵な脚本とチームがいてくれるからこそ、「この作品の魅力を自分が一番に伝えなきゃいけないんだ」という思いが強くあります。その責任を果たせるのかと、いい意味で自分にプレッシャーをかけ続けていますし、この作品に挑戦したことは、きっと今の私にとってとてもいいことだと感じています。

――本作は、ピュアなファンタジーラブストーリーですが、ファンタジーだからこそ伝えられるものはどこにあると思いますか?

「今あるものが改めて大切だと気づける作品」だと日々思いながら撮っています。いろいろなファンタジー作品があるとは思いますが、家族でも恋人でも友人でも、誰かと心を通わせて愛し合えること自体、普通のことではなく、ありがたいことなんだなと感じられるファンタジーラブストーリーになると思います。

――永野さんが最近、そういった気持ちを抱いたものはありますか?

長崎県で撮影中、年末も近いので(取材時)「忘年会しよう」と連絡をくれる友人がいたり、家族が「早く帰ってきて」と言ってくれたりして、そのメッセージをくれる優しさにキュンとしました。離れていても気にかけてくれる人たちのことを大事にしたいな、「いつもありがとう」とちゃんと伝えなきゃいけないなと思えたのは、この役をやっているからこそだと思います。

山田裕貴との演技で新しいルーティーンが誕生

――山田裕貴さんとは『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』(日本テレビ系、2021年)以来の共演ですが、当時の印象から変化したことはありますか?

「2年間でお互い変わったことはないよね」と話しているんですが、きっと周りの方から見たら、それぞれが2年間の間にいろいろな経験をして、いい意味で変わっている部分はあると思います。近くにいるぶん、お互いに変化には気付けていないですけど、それが良い形でお芝居に出たらいいなと思っています。

――実際にお芝居されてみて、いかがですか?

今回の雨ちゃんと太陽くんをお互いが演じている中で、まさか涙すると思っていなかったシーンで、心を通わせすぎて2人で涙してしまうことが多々ありました。いつもは2人ともケラケラ笑っているのに、そのシーンを撮るときには私は“雨ちゃん”として、山田さんは“太陽くん”として受けとめ、終わった後に「頑張ったね」と言ってハイタッチや、肩をトントンしたりするのがルーティーンになっています。前回ご一緒したときの役とは全然違うというのもありますけど、新たなコミュニケーションの取り方だなと思っています。

――最初から泣くようなシーンではなくて?

そうなんです。お互いにお芝居している中で、相手の声の震えを感じたり、「きっと今、自分のことを思ってこう言ってくれているんだな」と思ったりします。お互いに対する感度が高い状態で撮影できているので、予期せぬことが起こったりしますね。すごくやりがいもあるし、面白いなと思います。

――ほかの共演者とはどんなお話を?

案内人役の松本若菜さんとは初めて共演させていただくので、食のこととか、「休みの日に何をする」とか、お互いにプライベートの話をしています。ただ、案内人として過ごしているときは、どちらかというと笑顔も少ないし、“異世界の人”という感じがあるので、その切り替えが面白いです(笑)。斎藤工さんもですけど、おふたりとも異世界の人なのに、カットがかかるとすごく現実的なお話をしているんです。

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――長崎での撮影はいかがでしたか?

南だから勝手に暖かいと思っていたら、何日間か雪も降ったりして寒かったです。でも、長崎県の異国情緒あふれる雰囲気がファンタジー感をさらに増してくれたので、ドラマにぴったりな場所でロケできるのはすごく幸せなことだなと思いながら撮影していました。

――クランクイン前に「ちゃんぽんを食べたい」と仰っていましたが、ちゃんぽんは食べられましたか?

ほぼ毎日のように食べていました。おいしかったです!

――2024年はこのドラマでスタートしますが、どんな1年にしたいですか?

2024年は、2023年に比べるとみなさんに見ていただける機会が多くなると思うので、ファンの方には楽しんでいただきたいなと思います。自分的には、いつも通り、着実に、無理しすぎず、頑張りながらやっていきたいなと思いますね。あまり「この1年、こう頑張ろう!」みたいな目標を立ててこなかったので、過ごせたらいいなと思います。

(取材・文:nakamura omame)

<第1話あらすじ>
大雨の中、逢原雨(永野)が重傷を負った朝野太陽(山田)を抱きしめ、助けを呼んでいる。するとそこに“あの世からの案内人”を名乗る男・日下(斎藤)が現れ、こう告げる。「君が“心を差し出す”ならば、今から奇跡を起こしてあげよう」。

2013年の長崎。高校1年生の雨は、その珍しい名前から“ザー子”と呼ばれてからかわれ、自分に自信が持てない性格から、他人とは関わらないようにして生きていた。ある雨の日、傘がなく困っていた雨に、高校3年生の太陽が赤い折りたたみ傘を差しだし「よかったら、入らない?」と声をかける。たびたび自分を気にかける太陽を最初は疎ましく思っていた雨だったが、明るくて真っ直ぐな太陽と接するうちに心をひかれていく。しかし、2人はある約束を交わして、離ればなれになってしまう。雨はパティシエの夢を叶えるために東京へ上京、太陽は家業である花火師の修行を積む決意を固めたのだ。

それから10年後、雨は長崎に帰省していた。祖母・逢原雪乃(余貴美子)に迎えられ、東京の職場のことを話に出されると、雨はそそくさと逃げていく。一方、太陽は、大みそかの花火大会を任されないことを不満に思い、父であり師匠でもある朝野陽平(遠藤憲一)と衝突していた。お互いに過去と現在への葛藤を抱く中、かつて思いを語り合った眼鏡橋で、太陽は赤い折りたたみ傘を取り出した雨の姿を見かける……。

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