桜田ひより“清美”、渡部篤郎“善次郎”の言葉に涙「純粋に感動」

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桜田ひより“清美”、渡部篤郎“善次郎”の言葉に涙「純粋に感動」

桜田ひよりが主演を務める『あたりのキッチン!』(東海テレビ・フジテレビ系、毎週土曜23:40~)の最終話が12月23日に放送。辺清美(桜田)の決断が描かれ、ネット上では絶賛の声が相次いだ(以下、ネタバレが含まれます)。

実技試験の前に包丁で手を切ってしまい、和食おおそねで修行することが叶わなかった清美は、中江善次郎(渡部篤郎)に「合わせる顔がない」と、定食屋の阿吽にも顔を出さなくなる。すべては自分の人見知りが招いた結果だと落ち込み続ける清美だったが、清正(窪塚愛流)から誘われ、阿吽で鍋を囲むことに。

善次郎を前にした清美は「今回のことでつくづくわかったんです。阿吽から一歩出たら、全然だめなままなんだなって」と、思いを吐露。そんな清美に、善次郎は「コミュニケーションが苦手でも料理ができなくても、私たちにとって清美さんは清美さんですから。清美さんに会いたがっている人は思っている以上にたくさんいますよ」と優しい言葉をかける。

阿吽に復帰することを決めた清美は、鈴代桜(工藤美桜)にも「今はただ、桜さんとかご主人とか清正さんとか、阿吽を通して知り合った人たちを大事にしなきゃなって」と前を向く。そんな清美の前に、樹(森島律斗)の父であり、和食おおそねの料理長(橋本じゅん)が現れる。

開店直後の阿吽を訪ね、樹に影響を与えた人の料理を食べてみたいという料理長に、清美は食べごたえのあるハンバーグをこしらえる。食べる人のことを第一に考えた料理で、清美は再試験に合格。「でも、本当にうちの店でいいんですか」と問う料理長に、「自然な相槌も打てないし、笑顔もぎこちないし、空気を読むのも苦手だけど、でも料理でのコミュニケーションは誰にも負けません! おおそねで働かせてください」と頭を下げるのだった。

大団円を迎えた物語に、ネット上では「素晴らしい」「清美さん、頑張れ」「阿吽に戻ってくるのを見たい」といった声が上がると同時に、「本当に楽しかった!」「最後まで良いドラマだった」「純粋に感動できた」「ありがとう!」などのコメントも寄せられた。