『最強の時間割』「睡眠不足はダイエットの大敵」睡眠学者が明かす“眠れないとき”の対処法

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『最強の時間割』「睡眠不足はダイエットの大敵」睡眠学者が明かす“眠れないとき”の対処法

TVer完全オリジナル番組『TVerで学ぶ!最強の時間割』シーズン2(毎週金曜配信)Lesson7が12月15日に配信スタート。講師として、睡眠学者の柳沢正史が登場した。

今後ノーベル賞受賞が有力視される研究者に贈られる「クラリベイト引用栄誉賞」と「ブレークスルー賞」を受賞している柳沢。彼曰く、睡眠不足が続くと「メンタル」「メタボ」「認知症」「がん」につながる恐れがあるという。

「まずメンタルがやられるんですね。ひどくなると、いわゆるうつ病になっちゃう。それからメタボ。睡眠不足はダイエットの最大の敵なんですよ。睡眠不足になるだけで、摂取カロリーが増えてしまうことがある」と紹介。2週間4時間睡眠をした結果、内臓脂肪が11%増加した研究もある、とし「メタボを治すには寝ないとダメ」と話した。

また、はっきりとした定義はないと前置きした上で、ベッドに入って10分〜15分で眠れないときは、不眠症の傾向があるとのこと。「30分でも眠れないと入眠障害かも」「一番良くないのは、眠れないのにベッドにとどまること」と柳沢。不眠で寝床にとどまると、いつの間にか、寝室が「眠れない場所」と認識してしまう。それでは、本格的な不眠症になってしまうので、15分眠れなければ、ベッドを出て眠気を待つことをおすすめした。

この他、訓練ではショートスリーパーにはなれないと断言する一幕も。「自称ショートスリーパーのほとんどの人が寝不足」と言うと、サーヤラランド)は「(自称は)ちょっと恥ずかしいかも」と吹き出してしまう。柳沢は「自称の人は悲しい人生。本来のパフォーマンスが発揮できていないし……考え直してほしい」と本気で訴えていた。

なお現在「TVer」では、『TVerで学ぶ!最強の時間割』過去回も配信中。​​