紅しょうが『THE W 2023』7代目女王に!「賞金はホストの方に使いたい」

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紅しょうが『THE W 2023』7代目女王に!「賞金はホストの方に使いたい」

女性芸人の中から一番面白い“笑いの女王”を決定する『女芸人No.1決定戦 THE W 2023』(日本テレビ系)の決勝が12月9日に行われ、紅しょうが熊元プロレス稲田美紀)が7代目女王に輝いた。

紅しょうがは2014年にコンビを結成。今年4月に、関西から東京に活動の拠点を移していた。『THE W』には過去4度決勝進出を果たし、いずれも敗退していたが、5度目の決勝進出で、とうとう念願の女王に輝いた。

決勝を終えると、熊元は「今年10年目。(『THE W』を)早く卒業できたらいいなと思っていました。それが10年目でとうとう2人で取れた。すごく嬉しいです。しかも一番好きなネタで取れました」と感激しきり。稲田も「ほんまに優勝したんかなって思ってるくらいまだ実感がないんです。涙が勝手に流れていた感じです。何かで優勝する経験がなく、1等賞を取れたことは本当に嬉しい。(熊元に)一緒にやってくれたことを改めて感謝しました」と話す。

優勝者には賞金1000万円と副賞の「日テレ人気番組出演権」「冠特番」が贈られるが、熊元は賞金の使い道を聞かれると、「人にお世話になって、融資をしてもらったりしているんです。ここからどんどん忙しくなるので、それで月々返済させてもらって、賞金はとりあえず行きつけのホストの方に使いたい」とユーモアたっぷりな回答。過去に右奥の歯を抜いた経験があるとも述べ、「やっと歯を入れれます。(他にも調べてもらいたいことがあるので)いろいろな病院を一周したいです」とも話して笑わせた。

また、しばしば“犬猿の仲”と噂される霜降り明星せいやに第一子が誕生したことについて「賞金で出産祝いはされますか」と聞かれた熊元は「拳でお祝いできたら」と切り返して笑顔を見せる。優勝賞金の使い道については稲田も「焼肉かな、今は。結構いい焼肉かなって。お世話になった人にお金を使うというのは決めていました。先輩とか同期とか後輩とかに使いたい」と話していた。

今後の夢を聞かれると、熊元は「『THE W』優勝という目標は達成しましたけど、いろいろな賞を何回も獲ったりしている人もいるので、ネタを磨いて今後もいろいろなことに挑戦していきたい。私のギャグが流行るくらい頑張りたい。ネタが街で広まるほど人気者になりたい」と意気込む。稲田は対照的に「俳優と結婚する以外ですか? 婚活のためにネタを作っているんです」ととぼけて、報道陣を笑わせていた。

なお現在民放公式テレビ配信サービス「TVer」では、決勝の模様、「応援ブース生配信」などのコンテンツが配信中。