榎木淳弥と津田健次郎『呪術廻戦』第42話収録時を語るSP対談「四つん這いになりながら…」

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榎木淳弥と津田健次郎『呪術廻戦』第42話収録時を語るSP対談「四つん這いになりながら…」

大人気TVアニメ『呪術廻戦』第2期「渋谷事変」(MBS/TBS系、毎週木曜23:56~)。11月23日に放送された第42話(第2期18話)「理非」をうけ、榎木淳弥(虎杖悠仁役)と津田健次郎(七海建人役)が収録時の感想を語るスペシャル対談が公開された。

『呪術廻戦』は、「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)にて連載中の芥見下々による同名コミックが原作で、シリーズ累計発行部数7000万部を突破する人気作品。“呪い”がテーマとなっており、人間の負の感情から生まれた“呪霊”と、それを祓うために立ち向かう“呪術師”との戦いを描いた物語で、2020年10月から2021年3月まで放送されたTVアニメ第1期では、国内のみならず全世界で大きな反響を呼んだ。その第1期から続く物語「渋谷事変」は、10月31日のハロウィンで賑わう渋谷駅周辺を舞台に、呪術師と、呪詛師・呪霊たちがかつてない大規模な闘いが描かれる。

第42話では、絶望的な状況へと追い込まれる虎杖の姿と、限界を迎えながらも必死に立ち向かう七海、そして真人との鮮烈なシーンが描かれた。放送を終えたばかりの第42話について、榎木と津田が感想を語るスペシャル対談が実現。キャスト陣が感じるキャラクターの印象や、収録時のエピソードを語っている。

なお、民放公式テレビ配信サービス「TVer」では、第25話「懐玉」、第42話「理非」が期間限定無料配信中だ。

<榎木淳弥(虎杖悠仁役)、津田健次郎(七海建人役)スペシャル対談>
――第41話「霹靂-弐-」終盤で、虎杖は宿儺による凄惨な光景を目の当たりにし、激しい絶望感や怒りを露わにしました。虎杖の激しい感情をどのように感じ取り、このシーンを演じられましたか。

榎木淳弥(以下、榎木):スタッフさんにマイクの位置を調整してもらい、感情が入り込みやすいように環境を整えてもらいました。四つん這いになりながらアフレコしたシーンもありました。今まで他人のために戦ってきたと思っていたけれど、結局自分のためだったと気付く瞬間があったり。その中で、「生きてて良い」と言ってくれた人たちを皆殺しにしてしまい……。虎杖の追い詰められた絶望をヒシヒシと感じながら演じたことを覚えています。僕は虎杖を、「他者を助けて自分の価値を得ようとしている人」だと捉えていて、そのために呪術師として活動してきたのに、結局、周りに迷惑をかけてしまっているという“矛盾感”を出せたら良いと思いました。

――七海は、陀艮や漏瑚と凄まじい闘いを繰り広げ、ボロボロになった姿で再び登場しました。「渋谷事変」での彼の行動について、どのような思いを抱いていらっしゃいますか。

津田健次郎(以下、津田):「渋谷事変」で七海は追い込まれてばかりですよね。激しい戦いを繰り広げてはいるのですが、七海の心の中はとても静かなものだと僕は感じていました。心の中では、どこか自分の結末に腹がくくれているような。しかし、その激しく揺れない感情の中で、虎杖にあとを任せてしまうという葛藤はあったと思います。

――第42話では、真人がついに2人の前に再び現れます。収録時を振り返り、印象的だったシーンや収録時の感想を教えてください。

榎木:やはり、七海の最期でしょうか。虎杖にとって、もう1人の先生のような存在だったので、そんな人物が目の前で敗れる姿を見ての怒りは相当なものだったと思います。また、僕にとってはディレクションとの兼ね合いも難しい回でした。七海と真人が対峙しているところを発見した時に、「ナナミン」と言うセリフを「静かに言ってほしい」と言われて。監督と何度か打ち合わせを重ね、調整していきました。

津田:先ほど言った通り、七海の静かな心情を意識することを心がけました。その中での、「あとは頼みます」と虎杖に託す際の一瞬の揺れ。安心して任せるのではなく、虎杖にとって“呪い”の言葉になるとわかっていても言わなければならない葛藤をあの一言に込めました。

――虎杖と七海は、第1期から共に行動する場面が何度かありました。2人が登場するシーンの中で、個人的に好きなシーンや印象的だったセリフは?

津田:「虎杖君はもう、呪術師なんですから」。虎杖を1人前の呪術師として認めた一言ではあるものの、七海自身は呪術師を良いものだとは思っていないので、複雑ですよね。呪術師として生きるのならば、これから先必ず人を殺すし、近しい人、もしくは自分が死ぬことだってある。そういうのを含めての言葉だったので、印象に残っています。」

榎木:僕もそのシーンは気に入っています。虎杖は1期で「死にたくない」みたいなことを言っていますけど、2期では「別に俺は死んでもいい」と言っているんですよね。七海のその言葉によって呪術師の役割を理解し、自分が助かることではなく、死ぬことで何かを得ようとするという考えに変わったのだと思いました。」

――本作で共演されてみての感想、またお互いの役者としての印象を教えてください。

榎木:津田さんには公私ともにお世話になりっぱなしです。本当、尊敬の念しかないです! 映像の現場でも活躍されている方なので、アフレコ現場でも表現の苦しみみたいなものを表に出してくれるんですよね。自分の解釈と制作側の意見が割れることもあるのですが、その都度話し合い調整しつつ「なんとか良い作品を作りたい」という思いが伝わってきます。良いものを作るためには苦しまなければいけないということを、見て学ばせてもらっています。

津田:そう言ってもらえて、本当にありがたいです。そういう榎木くんも、お芝居が好き……というか「自分には芝居しかない」という気概が伝わってきます。とても真摯に作品・芝居に向き合っているので、話しているとそのエネルギーが伝わって来て自分も頑張らなければと思わされます。

榎木:ありがとうございます!

――では最後に、第43話放送に向けて見どころや、注目してほしいシーンをそれぞれ教えてください。

榎木:宿儺によって多くの人を殺めてしまい、絶望に打ちひしがれる虎杖。これからどう行動していくのかが見どころとなってくるので、彼がどんな方向に進んでいくのか、是非、オンエアを見て確かめてください。

津田:「渋谷事変」は色々な場所でそれぞれのドラマが繰り広げられていて、本当に濃密な物語になっています。これからはさらに見る人の感情を揺さぶる物語へとドライブしていきますので、最後まで注目してください。

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