高橋文哉と志尊淳がW主演を務めるドラマ『フェルマーの料理』(TBS系、毎週金曜22:00~)の第5話が11月17日に放送。ネット上では、朝倉海(志尊)の本心に注目が集まった(以下、ネタバレが含まれます)。
レストラン「K」があった場所には、もともと赤松蘭菜(小芝風花)の母・桜(釈由美子)のフレンチ店があった。蘭菜は、母親と働くことが夢だったが、海の買収話のせいで桜の体と心が壊れてしまった、と回顧。当時、海は、自分のもとで働き、海をこえることができれば、店を返すと約束してくれた、という。
海はそんな蘭菜に「お前には欠けているものがある」と述べ、不満があるなら出てけ、とクビを言い渡した。
北田岳(高橋)は、蘭菜を救うべく桜のもとへ。店を手放し、料理を作っていなかった桜だったが、岳の後押しもあって久々にキッチンに立った。
呼び出された蘭菜は桜から、自分が料理から離れたのは海のせいじゃないと明かされる。
当時、西門景勝(及川光博)のある行動のせいで、桜の心は折れていた……。そんなときに海が現れ、買収話を持ちかけてきたという。海は、蘭菜の才能を見抜き「彼女は一流になれる。俺が一流にします。あなたの悔しい思いは今の彼女の原動力になる。たとえ憎まれても彼女を成長させます。だからそのときまで、母親の店を奪った憎まれ役でいさせてください」と約束してくれたと明かした。
ネット上では、海の本当の思いに「素敵」「泣ける」との声が。また、岳が料理のアイデアが浮かんだシーンでは、倒れるドミノ上を走る演出があり「ドミノ倒し!」「(演出が)楽しい」との声もあった。
次回は11月24日に放送。レストラン「K」が超高級ホテルのパーティー料理を監修することに。
なお現在、民放公式テレビ配信サービス「TVer」では、第1話、第1〜3話ダイジェストほかが配信中。