草彅剛が11月11日に放送された土曜プレミアム『世にも奇妙な物語'23秋の特別編』(フジテレビ系)に出演。ネット上では、草彅が演じた坂本一の復讐に多くの反応があった(以下、ネタバレが含まれます)。
ヤマモト研究所を囲む警察の特殊部隊。「抵抗をやめなさい!」と説得するも、坂本は「僕がやったんじゃない!」と否定する。彼は、山本教授を殺害し、教授の秘書・安藤リカ(大西礼芳)を人質にとっているらしい。刑事の二宮康孝(江口洋介)たちは突入に備える。
一方、坂本側。人質だと思われていたリカと坂本は愛し合っていた。坂本が発見した「時間理論」で、王立アカデミーを受賞した山本教授は自殺だったが、万年助手の自分が疑われるのは必至。坂本は、記録用にスマホで撮影しながら「ただいまから時間理論を実証する」と部屋にあったボタンを押した。
同時刻、突入していた二宮たちは一瞬、違和感を覚えたものの、坂本の制圧に向かう。しかし、部屋には誰もおらず、あるのは、2体の骸骨だけだった。坂本たちがいた部屋にスマホが残されていたため、映像を確認することに。
そこには、坂本がボタンを押すと、2人以外の時間が停止し、二宮たちも世の中の人も時が止まっている映像が映し出されていた。
坂本は周囲を撮影しながら「理論どおり、時間は停止した」と報告。その後、2人は教会で永遠の愛を誓い、このまま共に白髪になるまで生きていく……はずだった。しかし、しばらくしてリカが死んだ。坂本はスマホに向かって「リカを殺し、僕の理論を認めず、僕の無実を信じなかった世界が憎い!」「復讐だ!」とぶつける。タイマーでボタンは戻り、やがて時間は動き出した。二宮たちは、坂本の“報復”を目の当たりにして……。
ネット上では、坂本の復讐劇が描かれた展開に「ボタン怖い」「演技好き」「引き込まれた」とのコメントがあった。
この他、北村一輝、溝端淳平、西野七瀬が奇妙な世界に巻き込まれる主演回も放送されていた。
なお現在、民放公式テレビ配信サービス「TVer」では『世にも奇妙な物語』の過去回が配信中。