ムロツヨシが主演、平手友梨奈がバディ役を務めるドラマ『うちの弁護士は手がかかる』（フジテレビ系、毎週金曜21:00〜）の第5話が、11月10日に放送。天野杏（平手）の蔵前勉（ムロ）に対する接し方に信頼が見え、ネット上で話題となった（以下、ネタバレが含まれます）。
出勤途中に急な腹痛に襲われ、救急車で病院に搬送された蔵前。しかしこの日は香澄今日子（戸田恵子）の大事なクライアントとの打ち合わせが入っており、蔵前は多忙な丸屋泰造（酒向芳）に代わって今日子のパラリーガルを務めることになっていた。
そこで、蔵前の代わりに杏が今日子のパラリーガルとしてサポートをすることに。少し傍若無人な振る舞いが見え隠れするものの、蔵前の行動を思い出してクライアントの依頼を聞き出す杏。上畑亮（林泰文）と妻の順子（田山由起）の息子・健（嘉島陸）は、ボクシング日本代表の強化選手に選ばれるほどの逸材。しかし、同学年の選手・相羽幸喜（佐久本宝）とのスパーリング中に強いパンチを受けてこん倒。脳しんとうと頸椎捻挫で入院を余儀なくされたのだという。
スパーリング中の事故という説明に納得がいかない上畑夫妻。コーチがついていたのに何故このようなことになったのか、大学側の安全配慮義務違反を問えるのかという相談だった。
しかし、健は「練習中に事故が起きても大学や相手選手を訴えない」という誓約書にサインしてしまっていた。自筆のサインが入った誓約書をひっくり返すのは一流弁護士でも骨が折れると考える今日子。だが杏は、「誓約書に臆して逃げ腰になるのは二流のやり方です」と言って、「息子さんが将来手に入れるはずだった職業と同価値の賠償金を請求しましょう」と大学側の過失を調べて争うことを勝手に決める。
パラリーガルの仕事をこなすために蔵前に電話したり、病室に足を運んで意見を聞く杏の姿に、視聴者は感動。SNS上で「蔵前さんへの信頼が深まっているのがわかって泣ける」「なんだかんだ頼りにしてるんだね……！」「杏ちゃんが健気でかわいい」といった声が見られた。
次回、第6話は11月17日に放送。蔵前は偶然にも同級生だった麻生一郎（津田健次郎）に出会う。
なお現在、民放公式テレビ配信サービス「TVer」では、本作の第1話～第3話も配信中だ。
