佐藤二朗“大鉄”、禁煙刑で拘束からのカートン吸い!?『浦安鉄筋家族』TVerで配信中

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佐藤二朗“大鉄”、禁煙刑で拘束からのカートン吸い!?『浦安鉄筋家族』TVerで配信中

浜岡賢次による大人気ギャグ漫画を実写化したドラマで、主演・佐藤二朗、共演に水野美紀岸井ゆきの本多力ら個性的なキャストたちが原作のハチャメチャぶりをパワフルに再現し、話題となった『浦安鉄筋家族』(テレビ東京系、2020年)がTVerで期間限定で無料配信されている。

物語の終盤で「まさかこんな仕掛けがあったとは」「まさかの1話から伏線はってたんか」と驚きの声が上がった必見の第1話では、主人公の大沢木大鉄(佐藤)に長女・桜(岸井)がお小遣いアップを要求したことから長男・晴郎(本多)も巻き込む大喧嘩に発展。堪忍袋の緒が切れた妻・順子(水野)は「いい加減にしろー!」と見事なプロレス技で3人を抑え込んでいく。その後、順子による家族裁判で、ヘビースモーカーの大鉄に「禁煙刑」が言い渡されるが、大鉄は何度も隠れてタバコを吸おうとし、ついには順子に拘束された。しかし、どうしてもタバコを吸いたい大鉄は全力で脱出し、まさかの“カートン吸い”。それを見て激怒した順子の飛び蹴りとジャイアントスイングで大鉄は吹っ飛んで……。

些細な出来事でもドンチャン騒ぎの大波乱に発展してしまう大沢木家。そんな大沢木家メンバー以外にも、染谷将太が演じた語尾が「らむ~」である桜の彼氏・花丸木など続々と登場する強烈キャラとそれぞれの怪演ぶりが物語を盛り上げる。また、エンディング曲を歌うBiSH(今年6月に解散)のメンバーがゲスト出演したことも大きな話題となった。

コロナ禍で撮影・放送が中断した期間中にロケ地が取り壊されるというハプニングがあったが、それさえも作品中で笑いに変えるパワフルさ! 原作の持つ面白さの再現やキャストたちの弾けっぷりが楽しい作品で、ドタバタ感満載のハチャメチャ展開だが、ほっこり心温まる家族愛で感動させてくれるのも本作の魅力である。

また、現在TVerでは恒例の「名作ドラマ特集」として『浦安鉄筋家族』を含め150タイトル以上の人気作が配信中。