蔵に眠っていた「豊臣秀吉の書状」の2文字に対して今田耕司がツッコミ

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蔵に眠っていた「豊臣秀吉の書状」の2文字に対して今田耕司がツッコミ
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9月26日に放送された『開運!なんでも鑑定団』(テレビ東京系、毎週火曜20:54~)で、豊臣秀吉の書状に対して司会の今田耕司がツッコんだ。

今回の鑑定依頼人は、広島県在住で69歳の男性。実家が代々武家の家系で、蔵には先祖が残した骨とう品がたくさん眠っている。祖父はそれを売って生活しており、働かなかった祖父を見て育った男性の父は学生のころ、蔵を物色。すると、戦国武将の名が書いているお宝を発見したため、黙って持ち出し。床の間に飾っていたが、父は30年前に他界。価値があるものか気になったため、今回、鑑定を依頼したそうだ。

依頼品は「豊臣秀吉の書状」。今田は「禁制」「放火」の文字に気づき、男性は文末の「天正捨年三月」に着眼。「(1582年は)本能寺(の変)ですね。(織田)信長が亡くなる3か月ぐらい前だと思う」と見解を述べると、今田はすかさず「放火ダメって、思いきり本能寺は燃えましたけどね」とツッコミ。男性は「そのころたぶん中国地方に行っていたと思う」と時系列を整理すると、司会の福澤朗も「羽柴秀吉って毛利(家)をやっつけることが仕事でしたから。(出演男性の住まいは)広島ですもんね? じゃあ、つながるな」と信ぴょう性を高めた。今田も「けっこうリアルというか。墨のかすれ具合もそれっぽくしたというより、時代のもんに見える」と真実味があることに同意した。

改めて書状を見てみると、書き出しの「禁制」とは、支配者が領民に対して禁止事項を記した文章を示す。あて先は、備前国の「加賀登村」。「天正捨年三月」は、秀吉が備前、備中、美作などの寺社や村落などに禁制を発給しており、現在10通以上が確認されていることがわかった。もし本物であれば、新発見の資料となる。

本人評価額は200万円。それに対してプロの鑑定士たちがつけた価格に、スタジオ出演者たちは大きな拍手を送った。理由を鑑定士が「秀吉が書いていた可能性は十分ある」と説明すると、依頼人は今田にまさかのオファーをして……。

次回は10月3日に放送される。