9月5日正午に配信がスタートするTVerオリジナルドラマ『潜入捜査官 松下洸平』の披露試写会が8月23日に都内で開催され、主演の松下洸平さんと、イベントMCを務める安東弘樹さんが出席しました。
本作は在京民放5局が制作協力として参画し、松下さんが本人役で主演を務めるTVer初のオリジナルドラマ。芸能人・松下洸平は実は警視庁の潜入捜査官で、とある大物俳優の疑惑解明のために任務として15年前から芸能界に潜入し捜査をしていた、という設定で繰り広げられるサスペンスコメディです（全5話）。
「潜入捜査官 松下洸平」というタイトルについて、松下さんは「すごく衝撃的なタイトルだなと思ったんですけど、“誰もやったことがないものになるのでは”と、すごくワクワクしましたね」と回顧。「もちろん手探りな部分もありましたが、だからこそ、面白いものができた時に（スタッフ陣と）『面白かったね！』と言える場面も多かったんですよ。現場の空気はすごくクリエイティブだったし、楽しかったです」と振り返りました。
また、自分自身を演じるため、役づくりについては「ないです」と笑わせ「とはいえ、警察官ではあるので、芸能界での仕事も全て潜入捜査の一環。バラエティ番組には、楽しみながら参加させていただきつつも、任務もちゃんとあるので、みなさんの邪魔にならないように、こっそり芝居をしていました」と述べました。
本編では、バラエティの収録だけではなく、ドラマ用に撮り下ろしたパートにも、それぞれの番組の出演者が参加しています。『全力！脱力タイムズ』では、収録後の反省会に松下が呼ばれて……というシーンが。裏話として松下さんは「あの面白い設定は、有田哲平（くりぃむしちゅー）さんが企画してくださったんです」と告白。『ぐるぐるナインティナイン』でのナインティナイン（岡村隆史さん、矢部浩之さん）とのやりとりについても「あの空間が、すごくレアだと思うんですね。おふたりの間に挟まれながらも、“貴重な経験をさせていただいているな”と思いました」と振り返りました。
今回のことを経て、今後、バラエティに出るにあたっての意識は変わるのか、と問われると「僕自身、そんなに変わらないとは思うんですけど、これが配信されたあとは支障でますよね」と松下さん。会場を笑いに包みながらも「（視聴者から）『こいつまた潜入してんじゃねーか？』って（思われそう）。疑った目でご覧にならないでほしいです（笑）」とお願いしました。
さらに佐藤浩市さんと松下さんは本作が初共演。先輩俳優との共演は感慨深かったようで、松下さんは「学ぶところがありましたし、たくさんのことを教えてくださいました」と笑顔を見せます。
また、「大きな器で受け止めてくださった」と佐藤さんとのやりとりを振り返りつつ「浩市さんがすごく前のめりに、楽しんでやってくださったのが、とても救いでした。この作品が“本気である”ということや、“ちゃんと面白いものをつくりたいんだ”という我々の意思が、浩市さんの存在によって後押しになりましたし、本当に助けていただきました。またいつか共演させていただけるように頑張らなきゃなと思います」と襟を正しました。
最後に松下さんは熱い思いをこめて「今回、みなさんのご協力のおかげもあって、ひとつのドラマとしてクオリティーの高いものができたと信じております。一人でも多くの方に見ていただきたいです！」と締めくくりました。
TVer初のオリジナルドラマ「潜入捜査官 松下洸平」は、9月5日正午に配信開始。各局の人気バラエティ番組が局の垣根を超えて1つのドラマに登場するという、“TVerにしかできない”全く新しいエンターテインメントに、ぜひご期待ください。
