伊藤沙莉“ひかり”、竜雷太演じる医者一家が抱えるトラブルを察し…

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伊藤沙莉“ひかり”、竜雷太演じる医者一家が抱えるトラブルを察し…

伊藤沙莉が主演を務めるドラマ『シッコウ!!~犬と私と執行官~』(テレビ朝日系、毎週火曜21:00~)第5話が、8月8日に放送、及び、民放公式テレビ配信サービス「TVer」にて無料リアルタイム配信される。

同ドラマは情け容赦なく、強制執行によって財産、金品、不動産などを差し押さえる「執行官」を題材とした“お仕事”ドラマ。とある事情から“執行官”の世界に飛び込んだ主人公の吉野ひかり(伊藤)が、“犬担当”の執行補助者としてさまざまな事件や人々に関わっていくなかで、その人たちの人生の“リスタート”を目撃していく様を描く。現在TVerでは、最新話のほか、第1話~第3話、ダイジェストやキャストが撮影現場を直撃する動画が配信中。

ひかりと、執行官の小原樹(織田裕二)が対峙する事件には、さまざまな事情を抱えた債務者とその家族、関係者が関与。それぞれが抱える事情や借金(債務)をすることになってしまった背景、執行を経て新たな人生に踏み出していく様子には、毎回「考えさせられる内容」「すごく刺さる」「ほんわかするけど、ぐっとくるところも」など、熱い反響があがっている。

昨今ニュースやワイドショーを賑わす出来事にも“強制執行”“執行官”といったワードが顔を出すことがあり、現実世界とリンクしていることでもドラマ『シッコウ!!』に大きな注目が。また、第4話の中でも話題になっていた「女性執行官」についても、本編ラストのフィクションテロップで「このドラマはフィクションです。現実では、今年4月に初めて女性の執行官が1名採用されました」という、うれしい事実が伝えられると、SNS上では「ちょっと震えた」「ドラマ内のエピソードを、現実の提示で締めるやり方が印象的だった」「世の中は少しずつ変わってきている」と、胸を熱くした視聴者も多くいたようだ。

今作で脚本を手掛けている大森美香は、完成披露試写会で「大河ドラマを書き終えた後、“今”を書きたいと思い、いろいろなお仕事を探す中で執行官というお仕事を見つけた」と語っていました。「このお仕事を通してなら、今の日本のいろいろなところが見えてくるんじゃないか」と話した通り、この作品では多くの“今の日本”が切り取られており、だからこそ「誰にでも起こりうる問題」「身近な物語」として、多くの視聴者に刺さっているのではないだろうか。

一方で、ひかりと小原の凸凹バディも、回を追うごとにファンを増やしている模様。小原の大真面目なのにどこかコミカルな言動にひかりが入れる冷静なツッコミ、そして中島健人演じる栗橋祐介の癒し系な存在感には、「やっぱりいいバディ」「小原さんの言葉に、食い気味でツッコミ入れるひかりちゃんイイ」「おじさんたちが栗橋くんに癒されてるのかと思ってたけど、栗橋くんも癒されてたわ」「栗橋くんとラーメン食べたい」などと、絶賛の声が。晴れて執行補助者に戻ったひかりに、「ありがとう……、友よ」と涙目で感謝した小原。2人の「年齢と性別を超えた友情」も、ついに動き出す!?

また、第4話では小原の「男女の関係をね、すぐに恋愛と結びつけたがるのは、トレンディドラマを見すぎた古い世代の悪い癖よ」という台詞にも反響が! まさに“トレンディドラマ世代”のド真ん中を駆け抜けてきた織田からこの台詞が放たれたことが、視聴者の心を大いにくすぐったようだ。放送日には、トレンド上位に、「シッコウ!!」「栗橋くん」という、いつものワードに加えて、今回は「小原さん」もトレンド入りするなど、とても盛り上がっていた。

<第5話あらすじ>
アルバイトで犬の散歩をしていた吉野ひかり(伊藤)の前に、夜逃げしたペットサロンの元社長・上野原美鶴(板谷由夏)が現れる。 

今度は犬とトリマーのマッチングアプリの会社を始めたと話し、「これはペット業界を天職とするあなたのための仕事よ」とひかりを誘う上野原。差し押さえに懲りることもなく、ますますパワーアップしている様子の上野原に、あ然とするひかりだったが……?

そんなひかりのもとに、執行官の小原樹(織田)が仕事の連絡にやってくる。今回の事件は、「花巻みらいクリニック」の院長・花巻健吉(竜雷太)への、医療機器の代金未払いによる動産差し押さえ。執行当日、事務員の栗橋祐介(中島)らとともに「花巻みらいクリニック」にやってきたひかりは、健吉の娘で医師の利恵(野波麻帆)とその兄で事務長の康介(松本実)に迎えられ、健吉の自宅客間へと通される。差し押さえ物品の競り売りの最中、ひかりは、健吉と利恵、康介が何かと言い争っているのを目撃し、家族内に何かトラブルがあるのを察する。

上野原からの新会社への誘いを受けながらも、執行補助者の仕事に少しずつやりがいと使命感を抱き始めているひかり。栗橋や、執行官の日野純二(勝村政信)、渋川万亀夫(渡辺いっけい)らの話でさらに心揺れるひかりだったが、そんな思いを知る由もない小原からは、就職が決まりそうなことを「祝福する」と言われてしまい……?

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