高橋ひかるが主演を務める『ハレーションラブ』（テレビ朝日系、8月5日スタート、毎週土曜23:30～）の制作発表トークイベントが開催され、高橋をはじめ、一ノ瀬颯、眞島秀和、脚本家・若杉栞南が登壇した。
平和だと思っていた街と人……実は、その全てが見せかけものだった――!? テレビ朝日ドラマ初主演の高橋×新進気鋭の脚本家・若杉が初タッグを組んだかつてない衝撃の美しいラブサスペンス。
物語は、平和な街で亡き父が残した写真店を母と一緒に細々と営みながら、大学に通う女子大生・深山朱莉（高橋）が、かつての幼馴染・藤原昴（一ノ瀬）と、謎多き男性・浅海恭介（眞島）と同時期に出会った頃から、街では不穏な事件が次々と起こり始める。やがて自分が信じてきた街と人の嘘が暴かれていき、街中でひた隠しにしてきた15年前の事件の真相につながっていくことに。そこにはおぞましくも哀しい物語が秘められていた――。
そんな衝撃の物語のスタートを目前に控える中、制作発表トークイベントが行われ、出演者陣は早くも和気あいあいのやり取りを披露しながら、撮影裏話を続々披露し、会場を盛り上げた。さらに、脚本家・若杉も登壇し、初の連続ドラマに挑む心境を明かした。
猛暑が続く中、この日登壇した高橋たち3人は涼やかな浴衣姿で登場。撮影現場の様子を聞かれた高橋は、「一ノ瀬さんはいつも、めっちゃ明るいです。ずっと笑っていませんか？（笑）」と振ると、一ノ瀬は「そう、ずっとハッピーって感じですね！」と会見冒頭からハイテンション！ この明るい雰囲気は一ノ瀬に限らないようで、「初日から、これまでご一緒したことがあったのかな？ って思うほど、眞島さんや一ノ瀬さんをはじめ、他の共演者の皆さんもめちゃくちゃ明るくて面白くて、いつも笑いが絶えない現場になっています」と高橋は明かす。
すでに仲の良い雰囲気が伝わる3人は、会見前の控室でもそれが伝わるやり取りがあったようで、眞島の発言に対して高橋と一ノ瀬が「2人で全く同じタイミングで同じフレーズで突っ込んだ」という。さらに一ノ瀬は「僕もひかるちゃんもテンションは高い方だと思うんですが、眞島さんは嫌な顔をせずに同じテンションで合わせてきてくださるんですよ」と明かすと、高橋も「たまに超えているんです」と2人を超えるテンションを眞島が披露することがあると明かす。そんな2人に眞島は「後からぐったりしているんだよ」と茶目っ気たっぷりに応える。会見中はそんな3人の仲の良さと軽妙なやり取りに、撮影現場に負けず劣らずの笑いに絶えない盛り上がりで沸かせた。
本作では、朱莉が昴と浅海と出会った頃から街で不穏な事件が起き始めるが、その鍵となるのが、七夕の短冊ということにちなみ、会見ではそれぞれの願いを発表。「僕は決まっています」と真っ先に答えた一ノ瀬の願いは、「地球が涼しくなりますように」。「だいぶ今、汗かいているから。涼しくなって欲しいです！」と切実な願いを告白。
一方の高橋の願いは、なんと「運転免許」。「私は免許を取りたいんです」という高橋のまさかの願いに、一ノ瀬は冷静に「それを願うの？」とツッコみ、高橋も「取りに行けばいい話なんですけど、願いを書いたら、もしかしたら降ってくるかもしれない（笑）」と、これまた、まさかの理由に会場を笑いに包む。そんな中、眞島が発表した願いは「愛犬の健康と長生き」と「世の中が良い方向に向かってくれること」の2つ。でも、「まずは、一番大事なのは愛犬なので」と何よりも愛犬のことが第一の様子。「愛犬のことを話し出すと長くなる」という眞島は、会見で度々愛犬の話を語り、溺愛っぷりを披露する。
さらに、高橋は3人を代表して「3人でやってみたいこと」という願いを聞かれると、「3人でラジオをやりたいなと思っています！」と即答。高橋は、一ノ瀬と眞島と初共演ながら早くも仲良くなって日々楽しく撮影を行っているようで、「眞島さんは共演する前はすごくクールで寡黙なイメージだったんですけど、お会いするとクールな方ではあるんですけど、すごくおもしろくて本番直前までずっと笑わせてくるんですよ。一ノ瀬さんもお話して楽しいですし、ちょっと天然な姿も出てくると思うので」と、ラジオ番組『Highway Runway』を持つ高橋はMCとして2人の面白さを広めたいと熱く語っていた。
本作で初めて連続ドラマの脚本を手掛ける脚本家・若杉について、高橋は「同世代としてお話を書かれる方とご一緒できることも嬉しいですし、そこでお話した役のイメージや、どういう女性を演じたいかということ、自分のクセなども脚本に落とし込んでいただいて、少し当て書きのようなこともしていただいて、すごく光栄でした」と本作で若杉とのタッグを組むことに感激しきり！
また、一ノ瀬も「一気に読んじゃうくらい面白くて、一つひとつのキャラクターを大事にしていて、どう歩いてきたのかっていう道しるべみたいなものを、最初から明確に示してくださったおかげで役のイメージもすごくしやすくて、作品にすっと入っていけるすごく素敵な脚本」と大絶賛。一方の眞島は「自分の、若杉さんの年齢だった頃を思い出すと、恥ずかしい感じがします」とその才能に圧倒されている様子を明かしながら、「これからどんどん活躍していくであろう脚本家の方なので、僕は大変です。ものすごく媚びを売っています」とまさかの発言。
そんな3人が魅了される脚本を手掛ける若杉だが、「ワクワクする一方で、初めての連ドラになるのでちょっとドキドキしながら待ち遠しくあります」とやや緊張していることを明かしていた。
