廃墟のラブホテルで度胸試し…鏡を持ち出した男性の身に起こった「実話怪談」とは

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廃墟のラブホテルで度胸試し…鏡を持ち出した男性の身に起こった「実話怪談」とは

「夏といえばホラーでしょ!」ということで、民放公式テレビ配信サービス「TVer」では現在、ホラーをテーマに扱った番組を集めた「ホラー特集」を実施中。オカルト研究家・吉田悠軌がナビゲーターを務める『あなたのまだまだ知らない世界』(テレビ朝日系)から、今回は響洋平、ぁみと共に語った「心霊スポットにまつわる怪談」を紹介する。

吉田は、怪談師仲間から「ガラスの森」と呼ばれる廃墟にあった鏡を肝試しで持ち去った男性が帰り道にダンプカーと正面衝突して亡くなった話を聞いた。ダンプカーの運転手は「向こうから車がフラフラ蛇行してきてこっちに迫ってきた。ぶつかる瞬間、助手席に女の人がいたはずだけど……」と証言したらしいと聞き、吉田は「いやいや、体験者が死んでる話じゃん」「鏡持ち帰ったとか、肝試し行ったとか分かんないじゃん」とその時はしらけてしまった。

しかし、その数週間後、法事で親戚が集まり、いとこのお兄さんと話した際「俺、変な体験したことがあって。ガラスの森っていうラブホの廃墟わかるか?」と、お兄さんが体験した「実話怪談」を聞き、吉田は驚くことになる。

若い頃やんちゃだったお兄さんは、度胸試しの為ヤンキー仲間7~8人と共に車2台でガラスの森へ向かった。ジャンケンで負けたお兄さんが1人で廃墟に入り、ちゃんと中まで行った証拠に鏡を持って帰ることにした。廃墟から出ると、入口にいたはずの仲間たちがいなくなっており、車も1台無くなっている。「あいつらふざけて勝手に帰ったのかよ」と思い、残されていた自分の車の助手席に鏡を置いて、車を走らせた。

国道に出ると、反対車線から来るトラックに激しくパッシングされ、クラクションを何度も鳴らされ、2車線をまたぐ形でトラックが停止したので「何やってんだよ!」とトラックの運転手と口論になった。すると「さっきから蛇行運転しやがって」「お前さ、助手席の女にハンドル握らせてんじゃねーよ!」と言われ……。

なお現在、民放公式テレビ配信サービス「TVer」では、同番組の選りすぐりの回を多数配信中。