座長・井上瑞稀は愛されキャラ!シーン終わりの犬飼貴丈に…『なれの果ての僕ら』倉地プロデューサー

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座長・井上瑞稀は愛されキャラ!シーン終わりの犬飼貴丈に…『なれの果ての僕ら』倉地プロデューサー

井上瑞稀HiHi Jets/ジャニーズJr.)が主演を務めるドラマチューズ!『なれの果ての僕ら』(テレビ東京系、毎週火曜24:30~)のアナザーストーリーが、現在TVerにて独占配信中。この度、倉地雄大プロデューサー(テレビ東京)にインタビュー。ドラマ本編・アナザーストーリーの魅力や、撮影現場の様子などについて話を伺った。

原作は、「週刊少年マガジン」で連載後「マガジンポケット」にて配信された内海八重による同名作。同窓会に参加したクラスメイトの壮絶な監禁劇が繰り広げられというストーリーは、SNS上でも“続きが気になる”と話題を呼んだ。極限状態の中で変貌していく人間の狂気を描いたサスペンス。井上は、自分を顧みず他人を助ける性格で誰からも好かれている主人公・真田透(愛称:ネズ)を演じる。そんなネズが同窓会のため母校に訪れるのだが、3日間監禁され、13人が死亡すると言う大事件に巻き込まれる。監禁したのは、かつてのクラスメイトである夢崎みきお(犬飼貴丈)だった……。

『なれの果ての僕ら アナザーストーリー』の第1話では、主犯格のみきおがこの事件を起こすまでが描かれる。また、ドラマ本編では描ききれなかった元「最高の6年2組」のメンバーの裏の顔が明らかとなる。残酷で無残な命をかけた52時間の同窓会の裏側で、どのようなことが起きていたのか……。

――初回放送では「#なれの果ての僕ら」がTwitterトレンド2位! 注目を集めていることについてご感想をお願いします。

素直に、とても嬉しくて、驚きました。HiHi Jets井上瑞稀さん、犬飼貴丈さんをはじめとしたキャストの方のパワーや注目度が高いんだなと改めて思いましたし、この題材を楽しんで見てもらえてる気がして、嬉しかったです。

――『なれの果ての僕ら アナザーストーリー』ではどのようなことが描かれますか?

どうしてもドラマ本編では、井上さん演じるネズを中心に物語が進んでいきがちなのですが、このクラスには、とても魅力的な登場人物・キャストがたくさんいます。そんな彼ら彼女らが、ドラマでは描かれていない部分で、何を考えて、何をしていたのか。それをこのアナザーストーリーで掘り下げさせていただいています。素晴らしいキャストに集まってもらったからこそ、こういうアナザーストーリーが展開出来たんだなぁと改めて思いました!

――予測不可能な展開に毎週ハラハラしています。本編とアナザーストーリー、それぞれの見どころは?

本編は、原作の良さでもあるのですが、先の読めない怒涛の展開が、日本のドラマではあまりない『なれの果ての僕ら』ならではの見どころだなと思っています。また、各登場人物が色濃く死んでいくところも見どころの一つです。アナザーストーリーでは、怒涛の展開に巻き込まれている各登場人物を一人ひとり深掘りさせていただいています。彼ら彼女らが少年犯罪史上最悪の事件の中で、何を感じていたのかを、丁寧に描かせていただきました!

――緊張感漂う現場かと思いますが、座長・井上さんや犬飼さんの様子はいかがですか?

重たいシーンや張り詰めたシーンが多かったので、そういうシーン終わりに、場の空気を和ませようとする犬飼さんと、それにツッコむ井上さん……というのをよく見た気がします。また井上さんはみんなから愛され、いろんな方にたくさんいじられていました!

――アナザーストーリーがTVerで配信されますが、視聴者にはどのように楽しんでほしいですか?

深夜24時30分〜の放送(ドラマ本編)でも楽しんでもらいたいですが、関西地区など地上波では放送されない地域も多いので、お好きなタイミングで何度でも『なれの果ての僕ら』を見ていただければ嬉しいです。今をときめく注目の俳優たちの、素晴らしい演技にもご注目いただきたいですし、先の見えない展開や実は生きている人が別の時間軸で既に登場したりしているので、考察しながら、何度でもTVerで楽しんでもらいたいです。

――最後に、視聴者へメッセージをお願いします!

少しだけ目を背けたくなる表現もありますが、素晴らしいキャスト陣の他では見れない演技は、心動かされることばかりです。殺伐としたこの時代に、命をかけて人を信じること、生きることについて真正面から向き合っている本作、もしよければ1人でも多くの方に届くといいなぁと思っています。