EXIT（りんたろー。、兼近大樹）、マヂカルラブリー（野田クリスタル、村上）、かが屋（加賀翔、賀屋壮也）、田崎さくらによるバラエティ『マイクロコントラボ』（フジテレビ）の長尺完全版が、FODで配信中。個性的なオリジナルキャラクターが番組を盛り上げた。
この番組は「あの人のこんなところ、見たことないから見たい！」をテーマに、出演者同士がリクエストしたコントに挑戦する実験的コント番組。コントはすべて3本立てになっており、FODでは地上波放送分には入りきらなかった2本目と3本目や、未公開トークなどを楽しむことができる。
マヂカルラブリーがかが屋にリクエストしたコント「変態パーティー」では、加賀がパンツ一丁のキャラクター・Mr.ガンマに変身。コントは賀屋の演じるサラリーマンが怪しいパーティーに参加し、Mr.ガンマから鼻を押さえられたり、歯の数を数えられたりといった、想像していたのとは違うプレイを強いられるというもの。コント終わりのトークでは、出演者全員が艶めかしく体をくねらせる加賀のMr.ガンマを絶賛。発案者の野田は「これ商品化できるよ。ガンマスタンド欲しいよ」と提案していた。
同じくマヂカルラブリーがEXITにリクエストしたコント「ポンポンくん」でも、異色のキャラクターが誕生する。コントは田崎の演じるチアリーディング部の女子生徒が、EXITの扮するポンポンを擬人化したポンポンくんに背中を押され、恋を成就させるというもの。頭と胸と股間にピンクのポンポンをつけたポンポンくんの装いはもちろん、ポンポンから人に変身する際の登場シーンも出演者たちの笑いを誘う。しかし、コントには反省点も多く、兼近は「ポンポンくんは修正加えてやりましょう」とリベンジを誓っていた。
さらに、かが屋がEXITにリクエストしたコント「公園の老夫婦」は、EXITの演じた老夫婦がコンプライアンスNGの言動を繰り広げるという問題作。しかし、コンプライアンス遵守が行き過ぎて、なんでもない物にも規制がかかってしまうというアンチテーゼ的な内容にもなっており、野田は「変態パーティーに通ずるものがある」と評していた。
その他、出演者たちはコント「筋肉社会」「極楽鳥」「気合い入りすぎ俳優」と、各々が変なキャラクターを実演する「オールアウト【変な〇〇】雨宿り編」にチャレンジしている。
