坂東龍汰“海斗”の正体と辛い過去が明らかに「おかえり」「信じてた」

公開:
坂東龍汰“海斗”の正体と辛い過去が明らかに「おかえり」「信じてた」
「ユニコーンに乗って」を見る

永野芽郁が主演を務めるドラマ『ユニコーンに乗って』(TBS系、毎週火曜22:00~)の第8話が、8月23日に放送。成川佐奈(永野)らを裏切ったに見えた森本海斗(坂東龍汰)の正体や辛い過去が明らかとなり、ネット上で大きな反響があった(以下、ネタバレが含まれます)。

本作は、仕事に恋に奮闘しながら、夢に向かって真っすぐ生きる主人公たちの成長を描く“大人の青春”ドラマ。教育系スタートアップ企業「ドリームポニー」の若き女性CEO・佐奈のもとに、自分の会社の雰囲気とは全く異なるおじさんサラリーマン・小鳥智志(西島秀俊)が部下として転職してきたことから物語が展開する。

海斗に裏切られた今、新たなエンジニアを採用しようと決意した佐奈たち。ネット上で名を轟かす正体不明の天才エンジニア“ミン・ソヌ”をスカウトするため、彼が出場するeスポーツ大会に参戦することを決める。しかし、会社内で練習を重ねてやってきた大会当日。昨年の王者であり「ドリームポニー」が開発した技術の特許を横取りした「ゲームアカデミア」との初戦で敗退してしまう。

そんな強敵「ゲームアカデミア」にミン・ソヌが勝利したことに、佐奈たちは驚く。須崎功(杉野遥亮)が「よく考えたら、そんな天才がうちに来てくれるはずないよなぁ」と採用の望みが薄いことをつぶやくのだが、それを聞いた佐奈は、なぜあれほどの技術を持った海斗が「ドリームポニー」を志望した理由が気になり出す。

採用面接の時「スタディーポニーキャンパス」の技術を「チープ」だと言っていた海斗。それを思い出した佐奈は、アプリをリリースした頃、よく問い合わせを送ってくれていたユーザーの意見を社員たちに見せ、その口調から海斗であると判断。海斗は元々「スタディーポニーキャンパス」を使っており、熱い思いを抱いていたからこそ入社したのではないかと考える。

そんな中、「サイバーモバイル」CEOの羽田早智(広末涼子)が佐奈たちのもとへ訪れ、特許を取り返したことを報告。さらに「ゲームアカデミア」があっさり手を引いたことから、社長の永瀬拓也(松尾貴史)に「チームの仲を裂いて、優秀な人材を引き抜く」という別の目的があったのではないかと言われる。

それを聞いて居ても立っても居られなくなった佐奈と須崎は、すぐに永瀬のもとへ。「海斗は本当は技術の流出なんかしてないんじゃないですか?」と聞くと、「ああそうだよ」と笑いながら言い、佐奈たちが勝手に海斗を疑ったと責めて「私は居場所を失ったかわいそうな彼を拾ってあげただけ」と言い放つのだった。

佐奈たちは海斗に会ってきちんと謝ろうと、彼の行きつけの居酒屋へ。「またドリームポニーへ戻ってきてほしい」と言うが、海斗から「今さら何言ってるんですか。今さら仲間面とか、もっとありえません」と拒絶されてしまう。

そんな中、「ゲームアカデミア」の劣悪な労働環境を知った佐奈と須崎は、再び海斗に会いに「ゲームアカデミア」へ。しかし、海斗に会う前に永瀬に見つかってしまい、「森本海斗は心を持った人間です。あなたのコマなんかじゃありません」と抗議するのだが、追い返されてしまう。

その様子をコッソリと聞いていた海斗は後日、改めて「ドリームポニー」の面接を受けに来る。本名がミン・ソヌであること、人間関係が上手く構築できずに学校で居場所がなくなってしまったこと、その時に出会った「スタディーポニーキャンパス」に救われたことなどを明かし、「またドリームポニーで働きたいです」と言うのだった。

海斗を再び受け入れた佐奈たち。ネット上でも「海斗おかえり!」「信じてたよ!」「居場所をやっと見つけたんだね」などと温かい声で溢れていた。

次回、第9話は8月30日に放送。念願の「スタディーポニーキャンパス」ローンチの喜びも束の間、佐奈は早智からドリームポニー買収を持ちかけられる。

PICK UP