小関裕太が鋭い眼差しで…闇カジノの支配人役で主演!

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小関裕太が主演を務めるドラマ『ブラック/クロウズ』(フジテレビ ※関東ローカル)の前編が6月28日(火)24時55分より、後編が7月5日(火)25時5分より放送される。

東京・六本木の“闇カジノ”を舞台に、東京の“闇”に吸い寄せられた人々が繰り広げるアンダーワールド・ピカレスクドラマ。小関演じる主人公の神崎康樹(28)は、六本木の雑居ビルで違法な闇カジノの支配人を務めている。そこに出入りしてくるのは政治家、経済人、芸能人、スポーツ選手などさまざまな人たちだ。中にはメディアでもてはやされている今を時めく人たちも客にいる。神崎は、そこで繰り広げられる東京の夜の裏側、人々の欲望、絶望をコントロールしていく新たなダーク・ヒーロー。時に人を絶望のどん底に落とし入れ、時に救う神崎は「ギャンブル」という札束が飛び交う夜の遊びにプライドを持って生きている。その神崎は、ある「目的」を持って闇カジノの支配人を続けていた……。果たして、神崎の「目的」とは?

小関裕太
小関裕太

東京・六本木の比較的大きな雑居ビルの地下。階段を降り、廊下をしばらく歩くと壁に「防火扉」がある。ありふれた「防火扉」だが、その取っ手をひねり、手前に引くと薄暗い廊下が現れる。その廊下を進むとシャッターの下りた店の入り口があり、そのシャッターを上げると扉が現れ、ドアを開けるとその瞬間まばゆい光に包まれた大きな部屋が現れる。バニーガールの格好をした妖艶な女性がおしぼりを持って出迎える。その奥には大きな台。スーツを着たサラリーマンとおぼしき男らが、グラスを傾けながら何かに熱中している。カードが配られる。何かに張ったようだ。彼らが興じているのは「バカラ」だ。横にはスロットのようなもので別の男がひたすらボタンを押している。ここは「闇カジノ」。まぶしい光と興奮を求めて、夜な夜な様々な人物が集まってくる。一般の人間だけではない、財界、著名人、芸能人からヤクザまでがここに吸い寄せられる。

支配人を務める神崎の父親は伝説の博徒であり、生粋の「ギャンブラーDNA」を持つ男だ。神崎には天才的な経営の才能があり、そして不思議な魅力がある。なぜか様々な仲間たちが神崎の周りに集まってくる。神崎の目を通じて都会のど真ん中で闇に溺れ落ちて行く人々の「業」を描くこのドラマは普通のドラマではない。実際にあった闇カジノで起きた数々の「リアルな物語」がこのドラマのエピソードの土台となっている。東京の夜に吸い寄せられたショービズ界、スポーツ界、経済界、政界の人々……都会の“闇”が描かれる。

小関裕太
小関裕太

<小関裕太 コメント>
闇カジノの支配人を務めさせていただくことになりました。支配人であると同時にディーラーをすることもあるので、最近はチップやトランプを手に馴染ませながら生活しています(笑)。僕の演じる神崎は何を考えているのか本当に分かりません。強いのか弱いのか。勝っているのか焦っているのか。いつどこで寝ているのかも分からない。謎めいています。ただ神崎の目の奥には常に何かがある。ストーリー展開と共に、彼の実態も楽しんでいただきたいです。あなたを魅惑のアングラにご招待します(ドラマを見ることは合法です)。

<6月28日放送 前編あらすじ>
美容師見習いの詩歩は、“ギャラ飲み”で知り合ったIT起業家の光本に連れられ、六本木の古びた雑居ビルの地下へやってくる。防火扉の先、シャッターを開け、厳重なセキュリティの先にあったのは、「ウルトラヴァイオレット」という闇カジノだった。そこでは、いかにも金を持っていそうな客がギャンブルに興じ、ディーラーが立ち、黒服が控え、ウェイトレスやバニーガールが華やかに客をもてなしていた。

詩歩はそこで、黒服の男と目が合う。支配人の神崎康樹(小関)だった。神崎は、詩歩を見ると、つまらない日常に退屈していて、刺激を求めているのでは、と核心を突く。店内では、光本とYouTuber・小田のバカラでの勝負が白熱し、何千万という金が動いていた。勝負は拮抗(きっこう)していたが、その裏では、神崎がウェイトレスのあゆみや黒服の新家に指示を出し、イカサマをし勝負をコントロールしていた。神崎は劣勢となった光本をたきつけ、金を貸し勝負を続けさせる。掛け金は膨れ上がり、やがて10億をかけた大勝負となる。

その後、詩歩は、人気のない廊下で、神崎と小田が話し込み、小田が神崎に分厚い札束を渡すのを目撃。身を隠すが、神崎に見つかってしまう。イカサマをしていたのか、と問い詰める詩歩に、神崎は、客たちは真剣勝負を求めているのではない、人生を賭けて、極限のスリルを味わいに来ているのだ、と試すように言う。詩歩は、逃げるようにその場を立ち去るが、数日後の夜、詩歩は「ウルトラヴァイオレット」に姿を現す。

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