今田美桜が主演を務める水曜ドラマ『悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~』(日本テレビ系、毎週水曜22:00~)の第8話が、6月1日に放送。ネット上では、小野忠(鈴木伸之)の“頭ポンポン”に多くの反応があった(以下、ネタバレが含まれます)。
深見じゅん原作の大人気コミックが、30年の時を経て再びドラマ化。主人公の田中麻理鈴(今田)が、毎話部署を転々とする中、出会う社員の問題を解決していく。
「備品管理課」に逆戻りした麻理鈴。先輩社員も早期退職をして、残ったのは課長の竹内一成(佐戸井けん太)と、企画開発部から異動してきた間宮マミコ(桜井ユキ)のみとなった。マミコは2児を育てる母親。時短勤務が続き、同部にいづらくなって異動してきたらしい。仕事もない中、企画案をまとめるマミコをみた麻理鈴は「仕事がないなら作ればいい!」と動き始めた。
放置されている備品を必要な部署に配ったり、空きができた13階に備品管理課をフロア移動させようと画策したりと動いていくが「社内規定」が目の前に立ち塞がる。総務部の土方(今井隆文)にも突っぱねられてしまった。
そんな中、家に帰ると水漏れが……。麻理鈴は困ったときに頼りになる小野を呼び、助けを求めた。彼にフォローしてもらい、なんとかおさまったが、麻理鈴は「まさか、変なこと考えてました?」「今、寝床見てましたもん。ヤダ変態!」「壁ドンとか頭ポンポンとかダメですからね!」と警戒。すると、麻理鈴の頭上から水滴が落ちそうになった。それを手でせき止めた小野は、固まる麻理鈴に「バカ。頭ポンポンじゃねーよ」と述べつつ、そっと頭に手を置いた。
仕事でも成功して、好きな人にも好かれたいのは“ワガママ”なのかと悩む麻理鈴に、峰岸雪(江口のりこ)が一喝する一幕も。彼女は「全部手に入れなさい!」と述べ、社内規定の件に関しても、ルールを熟知すれば勝てるとアドバイスを送った。
翌日、社内規定を勉強し、備品管理課の改革を進めようとする麻理鈴に対し、子育てで忙殺され、仕事がおそろかになっていることを悩むマミコは、今のままでいいのではないか、と後ろ向きになっていた。
麻理鈴はいつも謝る彼女に「なんでいつも謝るんですか。子育てしているだけなのに。お子さんを育てている人は、やりたい仕事を我慢しなきゃいけない、というのも何か変ですよ。田中は諦めたくありません」と返し、今一度力を貸してほしいと頭を下げた。
ネット上では、小野の頭ポンポンに「ニヤけた」「ドキドキする」との声が。また、本編で述べられた麻理鈴の台詞について勇気をもらった人も多く「泣けた」「身にしみる」とのコメントがあった。
次回は6月9日に放送。T・Oさん(向井理)がシリコンバレーから引き抜いてきた笹沼エミリ(ソニン)が、企画開発部の課長に就任する。
なお、麻理鈴に密かに思いを寄せる小野と山瀬修(高橋文哉)のバチバチなやりとりが楽しめるオリジナルドラマ『悪男(わる)~恋する男がカッコ悪いなんて誰が言った?~』第8.5話が民放公式テレビ配信サービス「TVer」で配信中。
山瀬から「脈のない相手に告白をして不快な思いをさせる=コクハラ」を教わり、悩む小野。では、脈がある場合はどんなものなのか。2人でシチュエーションを考える中、だんだんとエスカレートし、小野と山瀬は顔を近づけてキス寸前……。ここまでくれば脈アリだろうという小野に対し、山瀬は「どうでしょうね?」と首を傾げる。