宇垣美里、整形を繰り返す役に恐怖心「肌荒れを起こすわけにはいかない!」

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吉川愛横田真悠箭内夢菜宇垣美里が10日、都内にて行われたドラマ『明日、私は誰かのカノジョ』(4月12日スタート、MBSにて毎週火曜24:59~/TBSにて毎週火曜25:28~)の合同会見に出席。人気原作の実写化に出演する喜びやプレッシャー、また演じる役についての印象などを語った。

左から箭内夢菜、横田真悠、吉川愛、宇垣美里
左から箭内夢菜、横田真悠、吉川愛、宇垣美里

本作は、2019年5月より連載中のマンガアプリ「サイコミ」では、ランキング1位をキープし続ける、をのひなおによる同名マンガが原作。1週間に1回誰かの彼女になるレンタル彼女として日々お金を稼ぐ雪(吉川)。埋められない孤独を抱え、寂しさを男で紛らわすリナ(横田)。見た目に固執し、整形を繰り返す30代女子彩(宇垣)。周りに流されず、“自分”を持ってると語る萌(箭内)。自由を求め上京し、夜の街で“今”を生きるゆあ(齊藤なぎさ=LOVE)。様々な思いを持つ5人の女性たちがレンタル彼女編、パパ活編、整形編、ホスト編の各章で主人公となり物語が進む。

原作が人気すぎてコミック本が品薄となり、さらに多くのメディアなどで取り上げられていることから、横田が「自分で大丈夫なのか不安になりました」と言うと、宇垣も「原作ファンの方がどう思われるか、演じられる嬉しさの反面、“できるかな”という複雑な気持ちでグチャグチャになりました」とプレッシャーを感じたことを告白。一方、吉川は「(雪に)雰囲気が似ていると言われたことが何度かあったので、そんな雪ちゃんを演じられて嬉しいです」。箭内も「オーディションの時点ですでに台本があって、その時に難しさを感じたと同時に萌ちゃんを絶対演じたいと思いました」と、演じ甲斐のある役だと笑顔で語った。

横田真悠
横田真悠

また、レンタル彼女やパパ活、ホスト依存、整形を繰り返す……など、これまで演じてこなかったキャラクターを演じることについて、吉川は「レンタル彼女はリクエストされたキャラを演じなければならないので、女優のよう。声を高めにしたり、仕草を変えてみたりする一方で、普段の雪の時は目に力を入れないようにしたりと、わざとらしくならないように差をつけました」と工夫した点を明かす。

吉川愛
吉川愛

対比を出した吉川に対し、横田は「リナに共感した点もあった」と語り出す。「寂しがりやなところは似ていると思っていて、悲しいことや嬉しいことがあったら、すぐに親や友達に話しちゃう」とのこと。そんな横田と同じく「キャラクターの気持ちがわかる」と語ったのは、箭内。作中、ホストにハマり性格も外見もガラリと変わってしまう萌に対し「私自身もそうなのですが、世の中の女の子たちも皆、目標ができると心や仕草も変わると思います。萌に共感する人は多いんじゃないかな」と話した。

箭内夢菜
箭内夢菜

そして宇垣は、「彩は自分の美しさに誇りを持った子。撮影中は“絶対に肌荒れを起こすわけにはいかない!”という恐怖心がありました(笑)」と冗談を交えつつ、「彩が美しさに固執するきっかけとなったのは、他者からの心無い言葉。それはたぶん、この世界に生きている誰しも一度は受けたことがあり、傷ついた経験がない人はいないんじゃないかな。このドラマを見て“あの時に言われた言葉が心に引っ掛かってるんだよね”と思い出す方も多いんじゃないでしょうか」と彩に共感する人もいるのでは、と語った。

宇垣美里
宇垣美里

最後に、キャストを代表して吉川が「1話は雪ちゃんのレンタル彼女としての顔や、リナちゃんに見せる顔、そしてコンプレックスに悩む姿など、いろいろな表情・姿を見ることができます。そして、今後はリナちゃん、萌ちゃん、彩ちゃんが主人公の話へと続いていき、見る度にどんどん『明日カノ』が楽しみになっていくと思います。まずは1話を見てください」と視聴者に向けてメッセージを送っていた。

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