松本潤“チカラ”、マンション最大のトラブルメーカーと対峙

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松本潤が主演を務める木曜ドラマ『となりのチカラ』(テレビ朝日系、毎週木曜21:00~)の最終話(第9話)が、3月31日に放送される。

思いやりと人間愛だけは人一倍、だけど何をしても中途半端で半人前=中腰な男、中越チカラ(松本)が、同じマンションに住む住人たちの悩みを解決し、やがてそのマンションがひとつのコミュニティとなって強い繋がりを持っていく姿を描く社会派ホームドラマ。

前回第8話でチカラが灯(上戸彩)からの宿題に答えを出し、中越家に平穏が戻ったのもつかの間、最終話では、マンション最大のトラブルメーカーが動き始める。その人物とは、603号室に住む男性・小日向(藤本隆宏)。入居以来、トラブルばかり起こしている小日向が、今度はボヤ騒ぎを起こし、道尾頼子(松嶋菜々子)ら住人たちは理事会を開いて話し合おうと息巻く。

これまでは住人の問題を放っておくことができず、首を突っ込んでばかりのチカラだったが、それが自分の家族を悩ませる原因になっていたことから、「今後はもう余計なおせっかいはしない」と宣言。するとなんと今度は、灯がアレコレ悩み始め、チカラばりの中腰っぷりを見せてしまう。

中越家の夫婦の立場が逆転しそうになっている中、ある決定的な出来事が起こり、ついに小日向への「退去勧告」を行うことが決定。しかしチカラは、これまでの小日向が起こしたトラブルの数々が、すべて“自ら命を絶とう”としたためのものだと知り、なんとか小日向を救いたいと考える。そうして浮かんだ名案を手に、小日向のもとを訪れたチカラ。それはチカラ自身の過去(母を亡くし、その後を追うように父が自殺してしまった)とも向き合うこととなり……。

そしてマンションの住人たちにも新たな動きが。仕事が見つからず在留資格も切れるため、ベトナムに帰ることを決めたマリア(ソニン)、そしてそんなマリアに思いを寄せる上条知樹(清水尋也)、娘の教育方針に口出しばかりしてしまい、家を出て行かれてしまった頼子、祖母の清江(風吹ジュン)が施設に入り寂しさを抱える柏木託也(長尾謙杜)、夫の学(小澤征悦)の元を去った木次達代(映美くらら)……今回、それぞれの結論も描かれる。

となりの人の力になりたいと奮闘していたチカラは、一番近いとなりの存在である灯と共に、ある結論にたどり着く。そして『となりのチカラ』というタイトルに隠された真実とは?

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