向井康二がSnow Manメンバーに不満爆発!?「台本を見てるとイジられる」

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4月6日スタートのドラマ『特捜9 season5』(テレビ朝日系、毎週水曜21:00~)の取材会が開催され、主演の井ノ原快彦をはじめ、向井康二Snow Man)、中村梅雀が出席した。

2018年4月のスタート以来、難事件に挑む刑事たちの活躍のほか、それぞれの人生模様を“縦軸”としてしっかりと描いてきた『特捜9』。最新作でも、井ノ原演じる浅輪直樹を筆頭とした特捜班メンバーが、衝突しながらも事件解決に向けて全力で捜査に当たる。

「現場の雰囲気がとてもいい」という井ノ原は、「4年かけて作り上げてきたものが成熟してきた中で、また新しいキャストの方々が入ってくれたことにより良い化学反応が起きている」と報告。「深川(麻衣)さんが入ってきたことで、現場のおじさんたちがみんなニヤニヤしている」と話して笑わせた。

今シーズンから三ツ矢翔平役で新加入した向井は、ふだんからSnow Manの「ドラマ班」と公言。ところがドラマに出るのは「3、4年ぶり」といい、「ほんまに来たんで緊張してます」と本音をぽろり。「台本はあるんですけど、そこからみなさんで話し合ってより良いものにしているので、僕もそれに応えられるようにがんばりたい」と意欲を見せ、「このドラマをきっかけに成長できそうな気がします」と目を輝かせた。

前々シーズンから出演する中村は、そんな向井に「アップアップ感がいい感じに役に合っていて、いいキャラです」と太鼓判。手が震えるほど緊張しているという向井に対し、「テンパっているようでも、すごく切れ味があってスピーディなので、これは対応できるなと感じて頼もしかったですね」とほほえんだ。

井ノ原も向井の対応力の高さを認め、ホワイトボードを使った説明台詞のシーンで直前に台詞変更があったというエピソードを紹介。「ちゃんと乗り越えたんですけど、ホワイトボードに書いた文字がガタガタになっちゃってて。そこがかわいらしかった」と話すと、中村も「かわいいかわいい」と目尻を下げた。

一方、向井は井ノ原との共演にあたり、映画『461個のおべんとう』で井ノ原と親子役を演じた道枝駿佑なにわ男子)に話を聞いたといい、「みっちーも『優しい以上。優しいじゃ表現できない優しさ』と言っていたけど、本当にその通りだと思います」と尊敬の眼差し。後輩から称賛を受けた井ノ原は、「あまり女性には言われない方がいいやつだよね。優しいだけの男みたいになっちゃうから。もう少し危険な部分を出していきたい」と笑っていた。

現場では、共演者からのアドバイスを取り入れながら演じるキャラクターを作っているという向井だが、「ほぼ向井でやっているんです。似ている要素が多いので」と話し、「たまに羽田(美智子)さんも間違えて『三ツ矢くん』じゃなくて『向井くん』って呼ぶくらい」と裏話を披露。さらに、「やりすぎてたら言うから、自由に自分の思うように演技してみ」という井ノ原からの助言を振り返り、「肩の力が抜けて、本当に自分らしく演技できています」と感謝した。

ところが、Snow Manメンバーにはクレームがあるようで「台本とか裏で見てたらイジられるんですよ。何やってんだよって」と打ち明けると、井ノ原は「かっこつけやがって。家でやれよ、って?」とニヤリ。「他のメンバーは言われないんですよ!?」と憤る向井に「わかるわかる、すっげーわかる」と同調するも、「どうしたらいいですか?」という質問には「それは知らないねぇ。なんとかしてよ」と突然の塩対応。

それでも向井の興奮は収まらず、同じ「ドラマ班」の佐久間大介深澤辰哉から「舞台稽古の時に、控室で『お前今日、声ちっちゃい。ドラマの芝居してる』ってイジられます」と不満を吐露。井ノ原は「マイクのある芝居をしてるって?」と大笑いだった。

そんな向井の今後について、「(ドラマとバラエティ)どっちも分け隔てなくやっていくと思いますよ」と井ノ原。向井は「どっちも両立して頑張りたいです。バラエティとドラマの大谷翔平選手のような」と続けるも、「それどういうこと?」とクスクス笑う井ノ原を見て、「二刀流ってことです……えっと、カットしてください!」と取材陣に懇願していた。

なお、これまで『特捜9』の主題歌はV6が担当してきたが、今作では20th Centuryがそれを引き継ぐ。井ノ原は「(V6の)メンバーもみんな『9係』時代からの関係性をすごく誇りに思っていたし、本当に感謝していた」と明かし、「2人(坂本昌行長野博)も『特捜9』で使ってもらえることをとても喜んでいました」と充実の表情を浮かべていた。

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