『明日、私は誰かのカノジョ』がドラマ化決定!監督は酒井麻衣

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人気マンガ『明日、私は誰かのカノジョ』の実写ドラマ化が決定した。初回は4月12日(火)から、MBS・TBS系ドラマイズムにて放送される。

女子を中心に口コミで人気に火がつき単行本は累計300万部突破、2019年5月より連載中のマンガアプリ「サイコミ」ではランキング一位をキープし続ける、をのひなおによる同名マンガが原作。一週間に一回誰かの彼女になるレンタル彼女として日々お金を稼ぐ「雪」。埋められない孤独を抱え、寂しさを男で紛らわす「リナ」。見た目に固執し、整形を繰り返す30代女子「彩」。周りに流されず、“自分”を持ってると語る「萌」。自由を求め上京し、夜の街で“今”を生きる「ゆあ」。様々な思いを持つ5人の女性たちがレンタル彼女編、パパ活編、整形編、ホスト編の各章で主人公となり物語が進む。主人公ごとによって抱えるコンプレックスや悩みを抱え、もがきながらもそれを埋めようとした先にはあるものとは――。登場人物たちのリアルな心理描写は話題を呼び、同じ体験をしているわけではなくとも、『明日カノ』の世界観に共感する読者が続出。

その中でも、ホストとそれにまつわる女子たちを描いた第4章「Knockin’ on Heaven’sDoor」から反響が大きくなる。第4章の終盤ではコメント数がweb漫画では前例にない1万越えを果たし、「サイコミ」作品の中でダントツの人気となった。エピソードを重ねるにつれて悩みや葛藤を抱えた「彼女」たちが登場し、それぞれのリアルな恋愛を紡いでいく内容にどこかで味わったことのある感情を想起させられる。原作の人気のあまりコミック本が品薄となり、『明日カノ』好きを公言している芸能人も多数。ファンの中には登場するキャラクターのコスプレをする人も多く、聖地巡礼をするなど反響が大きい作品である。

監督は、2017年に映画『はらはらなのか。』で商業映画監督デビューし、代表作にドラマ『美しい彼』『雨の日』『荒ぶる季節の乙女どもよ。』など。またMV監督として、優里「レオ」、なにわ男子「初心LOVE」や、きゃりーぱみゅぱみゅ「かまいたち」ほか、朗読劇の演出など多岐にわたり活躍する酒井麻衣が務める。『映像としての情景描写や動きが酒井監督によってどのように描き出されるのか。また気になる女性たちの配役は誰が務めるのか。今後の情報解禁に注目だ。