広島が生んだスター芸人・有吉弘行の初となる本格里帰り番組『有吉弘行の故郷に帰らせていただきます。』(RCCテレビ・TBS系)が、2月27日に放送。年末に広島で過ごした際のエピソードを披露した。
売れっ子になってからはゆっくり広島を満喫できていないという有吉のために「里帰りツアー」を敢行。同じく広島出身芸人のアンガールズ・山根良顕と、広島在住のフリーアナウンサー枡田絵理奈が案内人として登場した。
ナレーションは、バナナマン・日村勇紀が務めたのだが、神奈川出身の彼が担当だと知ると「(広島に)関係ないじゃん。日本で一番関係ないよ」と有吉。アンガールズ・田中卓志、安田大サーカス・クロちゃんといった広島出身芸人の名前を挙げ、最後に日村を付け足すと「(広島にゆかりのある芸人は)モンスター揃い」と切り捨てた。日村はナレーションにて、祖父・祖母が広島に住んでおり、正月や夏休みに帰省していたと説明した。
展望台のある「おりづるタワー」で広島市内の景色を楽しむ有吉。年末にも地元に帰ってきていたそうで「夫婦で街を20kmくらい歩きましたよ。興奮しちゃって俺。奥さんこんなになっていた(足をひきずっていた)」と振り返り、2人を笑わせた。
そんな中、有吉もあまり踏み入れたことがないという広島カープの本拠地「Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島」へ。OBの新井貴浩の案内で球場内を巡ったり、ブルペンでのキャッチボールでは、元ピッチャーの有吉が抜群のコントロールを見せるなど満喫。
一方、ニュースや新聞などで目にする記者会見場では、有吉の擬似入団会見が行われた。有吉は「初めまして。広島県立熊野高校、ドラフト1位で指名されました有吉弘行、47歳です」と挨拶。新井から(妻・夏目三久さんの名前からとった)「39」の背番号がついたユニフォームを渡され、フォトセッションを行った。
続けて記者役の山根から、10球団が競合した末、広島に入団した胸中を問われると、有吉は「第一志望はジャイアンツだったんですけども……」と回答。会場の爆笑をかっさらっていた。