夫ががん、義弟に恋心、生活保護を受ける女優が自殺未遂…その理由は?

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ハライチ岩井勇気高橋ユウがMCを務める『ノンフェイクション』(テレビ大阪、毎週火曜24:00〜)が2月22日に放送。今回は特別編として、過去に番組に登場して話題となった“熟女セクシー女優”のまゆみさんを追った。

まゆみさんの夫・洋司さんは52歳でがんが見つかると、仕事を退職。まゆみさんは、ほぼねたきりの洋司さんを8年間介護し続けていた。2人が住む借家には、洋司さんの弟・隆さん(仮名)も住んでいる。18年前から共同生活を送り、3人が生活保護を受けている状態。隆さんは働いていなかった。

がんの治療を始めると、すぐに蓄えはつき、まゆみさんは洋司さんに隠れてセクシー女優に。2019年当時の密着は打ち明けないまま終わったが、監督のバクシーシ山下は、放送後もまゆみさんたちを追っていた。

放送直前、まゆみさんは洋司さんにビデオ出演の件を打ち明けたという。夫から渡された手紙には「自分の現状と生活状況を考えたら妻には悪いが大変感謝をしております」と綴られていた。

そんな中、まゆみさんが睡眠薬を大量に飲み、自殺未遂したとの連絡が。理由は、番組でビデオ出演を知った役所の職員に、仕事で得た収入を申告していなかったことを咎められたから。ビデオ出演で得た収入は5年間で5万円たらず。生活の足しにはほど遠いものだ。まゆみさんはカメラに向かって「市役所が怖くって。これからどうなるか分からない」とつぶやいた。

病院から家に帰ると洋司さんの姿はなかった。実は、まゆみさんが自殺未遂をしたあと、洋司さんが役所へ抗議に。暴力は振るっていないが、職員に取り押さえられた際、ナイフを所持していたため、緊急逮捕されていた。洋司さんは翌日不起訴になり、戻ってきたという。

まゆみさんは自殺をはかる前に洋司さんと隆さんに遺書を書いていた。隆さんへ向けて書かれた遺書には「隆様と入せきしたかったよ」「生きかえったらぜったい入せきしてね」の文字が……。山下監督は何も聞けず、その日は帰った。

このVTRに岩井と高橋は絶句。まゆみさんが隆さんに恋心を持っていたことに「思っていたよりだいぶ複雑ですね」とこぼした。2021年11月、洋司さんが天国へ。まゆみさんは新たな一歩を踏み出す。山下監督は、隆さんへの思いを聞くが……。