松嶋菜々子“頼子”の悲しい過去が明らかに!

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松本潤が主演を務める木曜ドラマ『となりのチカラ』(テレビ朝日系、毎週木曜21:00~)の第4話が、2月24日に放送される。今回、松嶋菜々子演じる謎めいたお隣さん、道尾頼子の怪しい言動のワケがついに明らかに。

思いやりと人間愛だけは人一倍、だけど何をしても中途半端で半人前=中腰な男、中越チカラ(松本)が、同じマンションに住む住人たちの悩みを解決し、やがてそのマンションがひとつのコミュニティとなって強い繋がりを持っていく姿を描く社会派ホームドラマ。

前回第3話では、松本演じるチカラが、「私は貝になりたい……」と愚痴をぶちまけるシーンがあり、中居正広主演の同名映画を思い出した人も多く、ネット上では「先輩ネタ」「中居くんのやつ」とのツッコミの声があがっていた。

第4話では、頼子の過去が明かされる。チカラ一家のお隣に住む頼子は、なにやら占いにハマっている様子の一人暮らしの女性。毎日その日の“ラッキーカラー”を身にまとい、チカラには「水難の相が出ている」「女性で苦労する」など、的確なのかどうなのかは定かではないアドバイスを送ってきた。そんな頼子が、今回ついに大きな動きを見せる。

部屋に集められ、ペットボトルに入った謎の水と数珠を売りつけられそうになったマンションの住人たちは次第に頼子のことを警戒するように……。しかしある日、チカラは頼子に娘がいることを知る。娘の美園(成海璃子)の結婚を境に絶縁状態になってしまったという母娘。チカラは、そんな2人をなんとか仲直りさせようと奔走する。

やがて頼子と娘の間には、辛く悲しい出来事があったということが判明。さらに、チカラは頼子から「地獄へ落ちるわよ」と言い放たれてしまう。

松嶋と脚本家・遊川和彦の組み合わせといえば、2011年に放送され社会現象を巻き起こした連続ドラマ『家政婦のミタ』。他にも『魔女の条件』や『GTO』など、これまでに数多くの大ヒットドラマを世に送り出してきた“松嶋菜々子×遊川和彦”が、今作で約10年ぶりにタッグを組んでいることも、大きな話題となっている。遊川の脚本によって、いったいどんな頼子の過去が描き出されるのかに注目だ。

<第4話あらすじ>
お隣の道尾頼子(松嶋)に「とっても困ってるの。助けてくれる?」と相談された中越チカラ(松本)が部屋を訪ねると、そこには妻・灯(上戸彩)と娘の愛理(鎌田英怜奈)、さらには柏木清江(風吹ジュン)やマリア(ソニン)、木次達代(映美くらら)の姿も。戸惑う一同に、黒ずくめの服を着た頼子はこう告げる。

「今日は皆さんをお救いするために集まっていただきました」。

達代は夫・学(小澤征悦)のこと、マリアはこれからの日本での暮らしのこと、愛理は恋愛のこと、とそれぞれが悩んでいることを次々と言い当てていく頼子。すっかり頼子の能力を信用した清江が、孫の託也(長尾謙杜)の合格祈願と自身の病気のために、勧められるがままにペットボトルに入った謎の水と数珠を買ってしまいそうになったその時、頼子を「おかあさん」と呼ぶ男性が現れ、住人たちはひとまずその危機を回避する。

夕食を食べながら、「これからはあまり関わらないようにしないと」と話す灯とチカラ。だがチカラは、頼子と訪ねてきた男性の関係、そして食卓についてからまったく目を合わせようとしない灯と愛理の様子も気になっていた。

やがて男性の正体は、頼子の娘・美園(成海)の別れた夫・吉井(稲葉友)だと判明。「結婚を機に縁を切っていた頼子と美園を仲直りさせたい」と話す吉井に感心するチカラだったが、頼子によると事態はそう単純でもないそう。

吉井に言いくるめられ、美園に会いに行ってしまったチカラは、頼子の過去に隠された辛い出来事を知ることになるが、頼子には「地獄に落ちる!」と宣言されてしまい……。

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