山田裕貴“志村”&勝地涼“加藤茶”、再現度高いコントが「憑依してる」と話題

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山田裕貴志村けんさんを演じたドラマ『志村けんとドリフの大爆笑物語』(フジテレビ系)が、12月27日に放送。ネット上では、山田らがザ・ドリフターズのコントの再現度の高さに注目が集まった(以下、ネタバレが含まれます)。

コメディアン志望の志村康徳​(山田)青年は、ドリフのリーダー・いかりや長介遠藤憲一)に弟子入りを志願。メンバーの空きもあって運良くボーヤ(付き人)になることができた。しかし、それは両親との別れでもあり、母・和子(宮崎美子)​​に、事故で記憶喪失になった父・憲司(渡辺いっけい)を任せてよいのか悩むが、後押ししてくれた。

ドリフでは、加藤茶勝地涼)が兄貴分となって面倒を見てくれるように。長らく下積みが続くが、そんな加藤の後押しによって、卒業する荒井注金田明夫)の代わりに、正式メンバーへと加入した。志村は、母親に電話で報告。「芸名を“志村けん”にしたいんだけどいいかな? 親父の名前貸してくれない?」とお願いした。

いかりや、加藤、高木ブー加治将樹)、仲本工事松本岳)とともにドリフの一員として活動していくものの、自分のギャグが通じず、舞台では結果が出ない日々が続く。そんな中、加藤から荒井の代わりになろうとするのではなく、自分にしかできない笑いをすべきだとアドバイスをもらった。それからというものの、志村は自分の日常の中から笑いを探していく……。

苦しみの中で生み出した「東村山音頭」をきっかけに、志村の繰り出すギャグが大ウケするように。その後、フジテレビで『ドリフ大爆笑』のレギュラー放送が開始。志村が提唱した日常の延長からコントを生み出すことをベースに、ツッコミのいかりやをイジリまくる大ヒットコント「もしもこんな銭湯があったら」も生まれた。

志村は、多忙のいかりやの負担を減らすべく、加藤とタッグを組んでコントを作り始めた。演者の加藤が多くの牛乳を飲まされる「ケンちゃんの健康牛乳」のCMコント、時代劇映画の斬られ役として加藤扮する旅一座の俳優がやってきて……という「スタント映画」コントなど、名作が誕生していく。そんなある日、志村はいかりやに呼び出される。

本編では、山田たちがコントも実演。本家に限りなく寄せたコントのクオリティの高さにネット上で「すごい再現度」「憑依してる……」「志村けんにしか見えなくなる」「加藤茶と志村けんの関係性に泣きます」とのコメントがあった。

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