江口のりこが主演を務める木曜劇場『SUPER RICH』(フジテレビ系、毎週木曜22:00~)の第10話が、12月16日に放送。ネット上では、今まで見せたことのない宮村空(町田啓太)の冷酷な表情に注目が集まった(以下、ネタバレが含まれます)。
幸せのカタチ=“スーパーリッチ”を追い求めるキャリアウーマン・氷河衛(江口)の、ジェットコースターのような波瀾万丈な半生を描く完全オリジナル作品で、仕事にプライベートにと、苦悩を抱えながらも日々をひたむきに生きるアラフォー女性のリアルな心情を描く。
MEDIA社の取締役・島谷聡美(松嶋菜々子)から資本業務提携のオファーが。衛は、いま一緒に働いてくれている社員に少しでもいい環境を用意したいが、それはお金だけじゃないと返す。それぞれがやりたいことができる“環境”を整えたい。結婚もして、病気もして、ようやく分かった。衛は今が一番幸せなのだと。そう訴えて理解を得ようとした。
スリースターブックスには、大御所作家がいることで、才能ある作家が集まっている。聡美の狙いはコンテンツライセンスの独占使用権だ。今回の件を受諾してしまうとMEDIA社としか仕事ができず苦しくなってしまう。衛は社員に説明した上で「いまは他から強く口を出されることなく、自分たちのやりたいことを整えるべきやと思う」と述べた。
後日、聡美から電話がかかってきた。「資本業務提携だと、やっぱりうちに旨味がないかなって……TOB(敵対的買収)させていただくわ」「あなたの気持ちは分かっているわ。先に謝っておくわね。ごめんなさい。衛にはCEOを外れてほしいの。その代わり宮村くんをCEOにするわ」と突然告げられた。
MEDIA社に会社の情報を流したのは空……。そんな疑いがもちあがり、直接問いただした衛。すると空は冷静にこう語りかけた。「僕もやってみたくなったんです。“自分のやりたいこと”っていうのを」。
ネット上では、これまで献身的に衛を支えてきた空の行為に「嘘でしょ!?」「黒町田痺れる!」「怖くてゾクゾクした」と驚きの声があった。
最終話は12月23日に放送。衛は社員たちを守るために「MEDIA」の買収に対抗して、友好的に買収・合併してくれる相手を探すことに……。