カンニングを行う生徒への対応は?井上真央“佐倉”が難題にぶつかる

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柳楽優弥が主演を務める土曜ドラマ『二月の勝者-絶対合格の教室-』(日本テレビ系、毎週土曜22:00~)の第9話が、12月11日に放送、及び民放公式テレビポータル「TVer」にて無料リアルタイム配信される。

中学受験の実態をリアルに描いた人気マンガを実写化した本作。中学受験から見えてくる「家族問題」「教育問題」など、現代社会の様々な問題に切り込んでいく人生攻略ドラマ。

前回第8話では、島津順(羽村仁成)は、父・弘(金子貴俊)の暴力が原因で、母・優子(遠藤久美子)とともに家を出て、優子の実家で暮らすことに。その後、母のパートの稼ぎだけでは、私立・開成中学の金を払うことはできないと、順は開成への進学を諦めることを決意。黒木蔵人(柳楽)に「受験を辞めます」と報告する。その後、母親との三者面談が行われ、黒木から、開成中学が行っている奨学金制度について説明を受け……という展開が描かれた。

<第9話あらすじ>
受験本番まで3か月を切り、日曜特訓や志望校別特訓など、いよいよ追い込み時期に突入する桜花。生徒たちは模擬テストを受け、その結果を基に最終的な志望校絞りが行われる。黒木蔵人(柳楽)はお手製の「直前期必勝マニュアル」を作成。生徒たちはその中の「絶対合格カレンダー」に志望校の試験スケジュールを記入し、受験の計画を立てていく。Ωクラスの上杉海斗(伊藤駿太)は母の麻沙子(馬渕英里何)に「開成を受験したい」と打ち明けるが、「最上位校を目指すのは勉強に向いてる子がすること」と反対されてしまう。麻沙子はこれまで、海斗と弟・陸斗の向き不向きを決めつけ、二人がしたいことを全て仕切っていた。ずっとそれに従い続けてきた海斗だったが、「自分のために受験したい」という強い気持ちを母にぶつける。

その後、生徒たちが提出した「絶対合格カレンダー」と模擬テストの結果を基にして、生徒たちの志望校絞りの検討会を始める講師たち。ブレない自信で御三家を狙い続ける前田花恋(田中絆菜)や、家庭の事情から新たな志望校を志した島津順(羽村)。高い偏差値の学校にチャレンジする生徒や、しっかり安全圏も狙う賢明な計画を立てている生徒がいる中、Rクラスの今川理衣沙(渡邉心結)はかなりの難関校を志望しており、模擬テストの結果によると今の偏差値では合格はかなり厳しい状況。母の紹子(春日井静奈)は「うちの子はまだ本気出してないだけで、後から伸びるタイプ」だと言い張り、理衣沙の偏差値よりも知名度で受験校を選んでいた。絶対合格カレンダーは提出されておらず、連絡をしても返事がない今川家の様子に、嫌な予感を覚える黒木と佐倉麻衣(井上真央)。

そんなある日、紹子が絶対合格カレンダーを提出しに桜花を訪ねてくる。カレンダーには、やはり志望校も併願校も理衣沙の偏差値に見合わない難関校が記入されていた。佐倉は安全校の併願を提案するが、理衣沙の成績表に目もくれない紹子は、佐倉の話を聞く耳すら持っていなかった。現在第一志望にしている難関校の過去問を取り出し、佐倉に見せる紹子。それは理衣沙が実際に紹子の前で解いたというもので、なんと理衣沙はいきなり合格者の平均点数をたたき出したのだという。

どう考えても明らかな理衣沙のカンニング行為を黒木に相談する佐倉。紹子にこの事実を伝えようか迷うが、それはご法度だと黒木に止められる。「いかに不正行為を知らせず、理衣沙本人を受験と向き合わせるか」という難題を突き付けられた佐倉は、その後、桂歌子(瀧内公美)の協力や木村大志(今井隆文)からのヒントを得て、自分なりの方法で理衣沙を導こうと動き出す。

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