綾野剛が主演を務める月10ドラマ『アバランチ』(カンテレ・フジテレビ系、毎週月曜22:00~)の第7話が、11月29日に放送。ネット上では、羽生誠一(綾野)の提案した誘拐の方法に多くの反応があった(以下、ネタバレが含まれます)。
本作の舞台は、政治家、官僚、大企業といった富と権力を持った“強者”だけではなく、一般市民においてもモラルハザードが叫ばれて久しい令和の日本。謎に包まれた集団・アバランチの過激かつ痛快な活躍が描かれる、令和ニッポンで暮らす人々の正義感に訴えかける劇場型ピカレスク・エンターテインメント。
公安時代の上司・戸倉和彦(手塚とおる)と対峙した羽生。偽装テロのことや黒幕の大山健吾(渡部篤郎)について問うが、はぐらされるばかり。彼から銃口を向けられたそのとき、何者かが戸倉に発砲。遠くからスナイパーが狙っているらしい。彼は「11月29日……それですべてが終わる」と言い残し、息絶えてしまった。羽生たちは一時退散。その後、メディアでアバランチの犯行と報道されるだけでなく、偽アバランチ集団の動画が配信され、テロリスト扱いされてしまう。
11月29日、総理大臣・郷原栄作(利重剛)が出席するイベントで実行されるテロを止めないと、アバランチの面々が指名手配されてしまう。大山の狙いはあくまで郷原総理だ。総理暗殺の犯人にされる前に、テロを止める作戦を立てることになった。攻勢を仕掛けてきた大山に、羽生は「いよいよ戦争だな」とつぶやく。
当初はイベント内での護衛を考えていたが、羽生はふと笑みをこぼし「会場に行くまでの間に総理誘拐しちゃいません?」と提案。メンバーは「は?」「え?」「ん?」と動揺し、ハードルが高いと後ろ向きだが「だからこそじゃん。うまくいったら全部止まるし。何があるかわからないしさ、ワンチャン狙ってみようぜ。ワンチャン」とニヤリ。
当日、彼らは郷原総理の誘拐を試みる。作戦はうまくいったが、これは大山が仕掛けた罠だった。現場では1人になっていた牧原大志(千葉雄大)が拉致されて……。
ネット上では、羽生が目論んだ誘拐方法と「ワンチャン」の言葉に反応が多く、「痺れた」「最高」「ノリが軽すぎるw」「ワンチャンで誘拐w」「ドキッとした」との声が。また、牧原が捕らわれたことについては「マッキー無事でいて!」「生きて帰ってきてね」「みんなのアイドルマッキーが」と心配のコメントが集まった。
次回第8話は12月6日に放送。アバランチの名を騙る偽の集団が新たな予告動画をアップ。それは、イベント会場の爆破をにおわせる内容だった。