安藤政信『東京放置食堂』最終話で意味深なサラリーマンを熱演

サラリーマン・東耕太郎(安藤政信)
サラリーマン・東耕太郎(安藤政信)

片桐はいり主演の水ドラ25『東京放置食堂』(テレビ東京系、毎週水曜24:10~)の最終話が11月3日に放送。今回は安藤政信が、会社をズル休みしたサラリーマン・東耕太郎役でゲスト出演し、意味深なキャラクターを熱演した。

本作では、東京から120km沖合の離島・伊豆大島へ流れ着いた元裁判官の主人公・真野日出子(片桐)が、島の食堂を舞台に、魅力的なグルメとさまざまな人間模様にふれる様子を描いてきた。

島のタクシー運転手・南波一平(与座よしあき)が見つけたのは、港にひとりたたずむサラリーマン・東の姿。「家を出て会社に向かったはずなのに、気がついたらここにいた」と話す東を南波は観光に連れ出すが、東のリアクションは微妙。その晩、東は日出子のいる「風待屋」の席で「すみません、感動するのが苦手で」と南波に頭を下げる。

「なんで島に来たの?」とたずねる日出子に、「それが、わからないんですよね。気づいたら電車を降りて、船に乗ってて……」と東。くさや屋の北野康夫(松川尚瑠輝)は「それ、いまの暮らしに不満がある証拠ですよ」と指摘するが、東は「家族仲もいいし、会社でも一応出世コースだし」と反論する。

3人は「経済的に苦しいとか?」「親とギクシャクしているとか?」とあれこれ理由を当てようとするが、東の答えはいずれもノー。「必要ですか? 理由って。ただなんとなく旅に出る人もいるでしょう」と語り、強烈な匂いのくさやを「普通に美味しいです」と平らげる。

翌日朝一の便で帰り、「会社行って仕事して、家帰って寝ます」と話す東。「風待屋」の店主・小宮山渚(工藤綾乃)は「普通だね」とそっぽを向くが、東は「普通でいいんです。帰るために旅をしているから。帰るところがなければ、それはただの放浪だ」と返す。

「あなたもいつか帰るんでしょう」と日出子に語りかける東に、はっとした表情で振り向く渚。翌朝、日出子が出勤すると、店から渚が姿を消していて……。

画像ギャラリー